2010-06-24
American Girls / American Girls (1986)

全てがイタリアのコレクターズCD専門レーベルのTime Warp Recordsでした。
ここのCDは盤はCD-Rで、ジャケットは家庭のプリンターでプリントしたみたいな感じの粗悪品ですが、珍しい音源が多いので、以前にも何度か落札しましたが、現在は、少なくとも10USドル以上を出して落札する気は有りません。
しかしながら、今回は何れも最低落札価格の2.99USドル(配送料にプラス5USドル掛かりますが)でしたし、面白い音源ばかりでしたので、まあ納得といったところでしょうか。
本日は、その内の1枚を紹介いたします。
アメリカはカリフォルニア出身の女性ばかり5人によるバンドAmerican Girlsの1986年に発表されたワン・アンド・オンリーのアルバムです。
メンバーは、Brie Howard (Lead Vocals, Drum Programming, Percussion)、Hilary Shepard (Lead Vocals, Percussion)、D.B. Tressler (Guitars)、Miiko Watanabe (Backing Vocals, Bass)、Teresa James (Keyboards)の5人で、バンド設立当初は、Louise Goffinも参加していたようです。
また、Brie HowardはJames Newton Howard氏の奥方だそうです。
サウンド・スタイルはハードポップというかパワーポップしたもので、私は初めて耳にしましたが、結構気に入りました。
収録ナンバーは、
01 American Girl
02 Androgynous
03 One Last Prayer
04 Stay With Me
05 Out On My Own
06 Goodbye, Amen
07 Blind Ambition
08 Take The Night
09 Sharkskin Suit
10 Practice
の10曲です。
01はMr. Mister風のサウンドのポップなナンバーです。
ヴォーカルをRichard Pageに替えればそのまんまMr. Misterになってしまいます。
結構いかしたナンバーです。
クレジットが無いのでゲスト・ミュージシャンが参加しているかどうか判りませんが、途中のギター・ソロとベース・ラインはかなりカッコ良いです。彼女たちのパフォーマンスだとしたら、演奏のレベルはかなり高いと思いますね。
02はロックンロール調のポップなナンバーです。
このアルバムはIRS Recordsから発表されたものですが、同じレーベル・アーティストのThe Go-Go'sを連想させてくれます。
03はバックのプレイがとてもカッコ良い若干ニュー・ウェーヴしたロックンロール・ナンバーです。
04はタイトルから連想されるとおりのメロディアスなバラード・ナンバーです。
このナンバーでもバックのギターのトーンがいかしてます。
05もMr. Mister風のサウンドを持ったナンバーです。
06もヴォーカルをRichard Pageに替えればMr. Misterになりそうなミディアム・テンポのナンバーです。
とにかくバックのプレイがかなりいかしてます。
07はドラムスとギターのプレイがいかしたテンポの早いロック・ナンバーですが、このナンバーもバックのサウンドを聴いていると、やっぱり、どこかMr. Mister風なんですね。
08もギターとベースのプレイが最高にいかしたポップロックしたナンバーです。
彼女たちのパフォーマンスだとしたら凄いと思います。
09はメロディアスなハードポップしたナンバーで、このアルバムの中でも出来はかなり良いです。
ギター・ソロとベースが最高です。
10はテンポの良いポップで若干ハードなナンバーです。
バックのキーボードが良いです。
こうやって通して聴いてみると、やっぱりMr. Mister風のサウンドを持ったアルバムと言えるのかな。
かなりカッコ良いアルバムです。
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