2010-06-28
Magnet / Worldwide Attraction (1979)

こう暑いと何もしたく無くなります。
札幌んの一般家庭では、殆どクーラーなんか付いてません。
もちろん、会社はクーラー付けているところが多いですが。
だって、30度を超える真夏日が1年間に数日しかなく、熱帯夜ということも殆どありませんから。
それが、今年の初夏(まだ真夏ではありません)はまるで盛夏のような気温で、暑さに慣れていない北海道人としては、かなりこたえます(昨日は、夏が好きな季節だと書きましたが?、まあ慣れている筈のあの冬の寒さと雪に比べれば夏が良いかな?と思っているだけですが)。
で、今日も、先日e-Bayで仕入れたTime Warp RecordsのコレクターズCDを紹介します。
ここのコレクターズCDは粗悪品(ジャケットは家庭のプリンターで印刷したよりちょっと良いといった程度で、盤はCD-R、クレジットも無し)ですが、珍しい音源が沢山ありますし、オフィシャルでCD化されていないCDにも関わらず結構音が良い(アナログ落としだとは思うのですが)コレクターズCDが多いんですね。
本日紹介するアルバムは、1979年にA&M Recordsから発表されたUK産ハードポップのMagnetの"Worldwide Attraction"です。
メンバーには、元Humble PieのJerry Shirley (Ds)やSutherland Brothers、QuiverといったバンドにいたPeter Wood (Keys)、さらにRobert James (Vo)、Michael Neville (B)、Les Nicol (G)というメンバー5人組のバンドです。
これが時代の背景というのもあるのでしょうが、かなりいかしたサウンドなんですね。
基本的にはハードポップと言えるのでしょうが、メロディアスですし、AORファンも納得出来る1枚ではないでしょうか?
収録ナンバーは、
01 Golden Arm
02 Underneath The Moonlight
03 Hold On
04 Night Patrol
05 Lost In Space
06 In Love Again
07 You Got The Power
08 Bones
09 I Don't Want To Lose Your Love
10 Empty
の10曲が収録されております。
01はギターのトーンがとてもいかしたメロディアスなハードポップ・ナンバーで、この1曲を聴いただけで、期待が膨らむ、とてもAORっぽい、そんなナンバーです。
02は軽快なロックンロール・ナンバーです。
03はこのアルバムの一押しのナンバーで、メロディがとてもいかしたAORナンバーです。
そうですね、Euclid Beach Bandなんかを連想させます。
04はスペイシーな感じのキーボードがいかした、メロディアスな産業ロックのナンバーで、これまたお勧めのナンバーです。
05は美しいコーラスから入るメロディアスなバラード・ナンバーです。
ヴォーカルもハイトーンでいけますし、とにかくバックのプレイがとても良いです。
06もバックのピアノとギターがいかしたとてもメロディアスでポップなこれぞ産業ロックといったナンバーです。
こういうサウンドに弱いです。
07もポップでメロディアスなシングル・カット向きのナンバーです。
08もバックのピアノがいかしたメロディアスなナンバーで、モロにAORしております。
お勧めです。
09は爽やかなポップロックしたナンバーで、これはFlyerというバンドを思い起こさせます。
10は再びバックのピアノが華麗なメロディアスなバラード・ナンバーです。
これは聴きものです。
このMagnetですが、このCDで初めて彼らのサウンドに触れましたが、かなり良く出来ております。
大手A&M Recordsからの作品ですので、オフィシャルでCD化して欲しいですね。
70年代、80年代のマイナーなバンドにもかなり優れた作品が沢山あります。
そういったバンドの音源を聴くのがとても楽しみです。
AORファンも納得の1枚ですね。
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