2010-06-29
Various Artists / Pacific Coast Highway (2000)

さっきまで、ハードロック(Samson)を聴いておりましたが、暑い日のハードロックというのもさらに暑くなってしまって、ちょっとばかり?の気分になってしまいました。
じゃあ、ということで、取り出してきたのがJazz Fusionのアルバム"Pacific Coast Highway"です。
この"Pacific Coast Highway"はいろいろなミュージシャンによる2枚組のコンピもので、JazzFm Recordsから2000年に発表されたものです。
JazzFm Recordsでは、同じようなシリーズで2枚組のコンピ物を発表しておりますが、これが結構レア盤扱いとなっているんですね。
私は、数年前のHMV札幌のバーゲンで何種類か購入しましたが、2枚組のCDが全て1200円でした。
本日紹介する"Pacific Coast Highway"、先ず、タイトルが良いですよね。
完全に夏向きのタイトルですし、収録されているナンバーも、軽快な夏向きのFusion Musicばかりです。
ちなみに収録ナンバーは、
(Disc 1)
01 P.C.H. (Pacific Coast Highwat) / Marc Antoine
02 Flame / Al Jarreau
03 For The Love Of You / Candy Dulfer
04 Ever Changin' Times / Aretha Franklin feat. Michael McDonald
05 88 Ways To Love / Marcus Johnson
06 Can't Let Go / Dave Koz
07 Le Restaurant / Brenda Russell
08 Lisa / Stanley Clark
09 Miles Away / Basia
10 African Sunrise / Paulinho Da Costa
11 Achilles / Third Ave.
12 My Brother & Me / Dave McMurray
13 Pick Up The Pieces / Avenue Blue
14 The Theme From Hill Street Blues / Mike Post feat. Larry Carlton
(Disc 2)
01 PHC (Pacific Coast Highway) / Jeff Lorber
02 Give Love A Chance / Club 1600 feat. Maysa
03 Good Medicine / Chris Standring
04 Blue Sky Day / Light Of The World
05 Moomba / Richard Elliot
06 Saulsalito Calling / Camelle Hinds
07 Children At Play / Marc Antoine
08 Sweet Thing / Boney James
09 Highway One / Steve Oliver
10 Off The Hook / Roger Smith
11 Rock With You / Chuck Loeb
12 Nocturnal Maneuvers / Patrick Yandall
13 Joy & Pain / Count Basic
14 Ollo / jimjam
となっております。
先ず、選曲が良いですよね。
ジャズ・フュージョンだけじゃなく、AOR、ブラコンまで幅広く収録されております。
このJazzFm Recordsの他のコンピ物も同じく幅広いジャンルから選曲されてました。
もちろん、知らないミュージシャン・バンドもありますが、"Pacific Coast Highway"というアルバム・タイトルにピッタリのナンバーばかりです。
Marc AntoineはPeter Whiteと双璧をなすスムース・ジャズ界のギタリストで、(Disc 1)01は彼のアコースティック・ギターとフルートをフィチャーした爽やかなナンバーです。
(Disc 1)02もAl Jarreauのヴォーカルがいかした爽やかなAORナンバーに仕上がっております。
女性サキソフォン奏者として最も有名なCandy Dulferの(Disc 1)03もかなりいかしてます。
Aretha FranklinとMichael McDonaldによる(Disc 1)04はとてもメロディアスなAORナンバーに仕上がっております。
Marcus Johnsonの流れるようなピアノが聴ける(Disc 1)05も最高のパフォーマンスです。
Brenda Russellの(Disc 1)07もバックのサックスがとてもいかした雰囲気いっぱいのメロディアスなバラード・ナンバーです。
Stanley Clarkの(Disc 1)08はゆったりとした感じの夏向きのスムース・ジャズしたナンバーです。
Paulinho Da Costaの(Disc 1)10なんかはAfricaをあまり感じさせないAORの雰囲気いっぱいのフュージョン・ナンバーとなっております。
Dave McMurrayはBob Jamesのバンドで注目されたサックス・プレイヤーで、ここに収録されているナンバーはアルト・サックスがいかした軽快なフュージョン・ナンバーとなっております。
(Disc 1)13はAverage White Bandで有名なナンバーですが、とてもいかしたギターのトーンを聴かせてくれております。
Larry Carltonのいかしたギターをフィーチャーした(Disc 1)14もとても良い雰囲気です。
Jeff Lorberによる(Disc 2)01はもう最高にいかしたフュージョン・ナンバーで、モロにPacific Coast Highwayをドライヴしているようです。
Maysaのヴォーカルをフィーチャーした(Disc 2)02はバックのギターのトーンも最高にいかしたスムース・ジャズしたAORナンバーに仕上がっております。
George Benson風のギターのトーンを聴かせてくれるChris Standringの(Disc 2)03もとてもいかしたスムース・ジャズしたナンバーとなっております。
(Disc 2)04はとても夏向きのナンバーです。
(Disc 2)05はさすがRichard Elliotです。とてもスムースなサックスが最高です。
(Disc 2)08もBoney Jamesのサックスがとてもいかしたナンバーです。
Steve Oliverのギターのトーンがいかした(Disc 2)09もかなり良く出来たフュージョン・タッチのナンバーです。
Chuck LoebのギターとサックスはいかしたMichael Jacksonのカヴァー(Disc 2)11もゆったりとしたアレンジで夏向きのスムース・ジャズしたナンバーに仕上がっております。
もう全曲夏向きのナンバーばかりで、暑い夏を過ごすための清涼剤となりそうなアルバムです。
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