2010-07-16
Yoso / Elements (2010)

先ずメンバーは、Billy Sherwood (Bass, Vocals) - YES、Tony Kaye (Keyboards) - YES、Bobby Kimball (Vocals) - TOTOの3人組みで、バンド設立当初は、他にJay Schellen (Drums) - Hurricane、Unruly Childなどが在籍していたようです。
母体となったバンドはCircaというプログレ・バンド(メンバーは、Tony Kaye、Billy Sherwood、Jimmy Haun、Jay Schellen)で、2009年のイタリア・ツアーでBobby Kimballとジョイントするプランが持ち上がったのがきっかけのようです(実際はツアーは行われませんでしたが、このメンバーでAKAというバンドを組むということは決定していたようです)。
バンド名は、最終的にYOSOと変更されましたが、これは、YESのYとSにTOTOのOを重ねYOSOとしたようです。
このアルバムは2009年に録音され、クレジットにはありませんが、Trevor Rabin (Guitars,ex-YES)、Jay Schellen (Drums)などが録音参加しているようです。
サウンドは、YESとTOTOの合体というかASIA的な産業ロックした内容で、その手のファンにとっては、間違いなく気に入るアルバムだと思います。
また、このアルバムにはYOSOのライヴ・パフォーマンスを収めたボーナスCDが付いていて、YESやTOTOのナンバーのカヴァーなどが収められております。
ライヴでのメンバーは、YOSOの3人にScott Conner (Ds Genesis tribute band Gabble Ratchet)とJohnny Bruhns (G Yes tribute band Roundabout)が参加しております。
私は、このアルバムを購入して、真っ先にボーナスCDを聴いてしまいました。
ボーナスCDの収録ナンバーは、
1. Yoso
2. Rosanna
3. Owner Of A Lonely Heart
4. Walk Away
5. Good For You
6. YES Medley: Yours Is No Disgrace/Heart Of The Sunrise/South Side Of The Sky/Starship Trooper/I’ve Seen All Good People
7. To Seek The Truth
8. Hold The Line
9. Cinema
10. Gift With A Golden Gun
11. White Sister
となっております。
Bobby KimballのヴォーカルはTOTO時代のパフォーマンスに比べ声が出ていないような感じですが、それでもかなりいかしてますし、YESのナンバーも、殆どYESしたパフォーマンスで演奏のレベルが高いことが判ります。
知っている曲ばかりですので、本当にこのボーナスCDは楽しめます。
本編のCDは、冒頭にも書きましたが、メロディアスな産業ロック、ハードポップした内容で、全ての曲をBilly SherwoodとBobby Kimballが書いております。
収録ナンバーは、
1. Yoso
2. Path To Your Heart
3. Where You’ll Stay
4. Walk Away
5. The New Revolution
6. To Seek The Truth
7. Only One
8. Close The Curtain
9. Won’t End Tonight
10. Come This Far
11. Time To Get Up
12. Return To Yesterday
の12曲となっております。
どのナンバーも一定のレベルを超え良く出来ておりますが、01はとてもポップに仕上がっており、AsiaやTotoを彷彿産業ロック・ナンバーとなっております。
02はモロにToto風のナンバーですし、03はメロディアスなパワー・バラードのナンバーとなっております。
03はコーラス・ワークがカッコ良いメロディアスなハードポップ・ナンバーです。
05がこのアルバムの一押しのナンバーで、メロディアス度は最高潮、出だしのギター・ソロに泣けます。
06もToto風のポップでとてもいかした産業ロック・ナンバーです。これもお勧めですね。
07もメロディアス度はかなりのもの。Totoの"Hold The Line"風かな?
11もポップなナンバーです。
12は、曲の始めはミディアム・スロウのアコースティカルですが、途中から曲が盛り上がるパワー・バラードのナンバーです。
とにかく産業ロックやハードポップ、Toto、Asia、Yesなどがお好きな方は必聴のアルバムでしょう。
私の持っているのは輸入盤ですが、国内盤にはボーナスCDに"Round About"がボーナス・トラックとして追加されております。
私が買った時、輸入盤は、1,694円でしたが。
スポンサーサイト
コメント
遂に出ましたか。それにしてもBilly Sherwood はソロも出したりでヤル気満々ですね。彼のYES愛というかYES信仰度の強さを凄く感じます。Round About聞きたいですけど、ボビキンが歌っているですか?なんかそのノリはファー・コーポレーションの「天国の階段」思い出しちゃいますね。
YOSO
このアルバムですが、全曲をBobby Kimballが歌っている訳じゃありません。
特に、ライヴを収録したボーナスCDを聴いてみるとTOTOのナンバーは、基本的にBobby Kimballが、YESのナンバーは、おそらくBilly Sherwoodだと思いますが。
Far Coroprationの「天国の階段」私は結構好きです。
Far Coroprationの2枚のアルバムも今じゃかなりレア化してますよね。
特に、ライヴを収録したボーナスCDを聴いてみるとTOTOのナンバーは、基本的にBobby Kimballが、YESのナンバーは、おそらくBilly Sherwoodだと思いますが。
Far Coroprationの「天国の階段」私は結構好きです。
Far Coroprationの2枚のアルバムも今じゃかなりレア化してますよね。
コメントの投稿
トラックバック
http://aorparadise.blog66.fc2.com/tb.php/1150-1f960a7a