2010-07-31
Illustrator / Illustrator/Somewhere In The World (2009)

Retrospect Recordsのオフィシャル・サイトのアルバム紹介には、
One of the first releases on the newly established subsidiary RETROCROSS RECORDS is the re-issue of both of Illustrator's classic Christian Melodic Pop~Rock / Westcoast AOR albums from 1987 and 1989 on one disc!! Illustrator probably need no introduction as they have garnered quite a stellar reputation throughout the years as being one of the best Christian Westcoast artists in the late 80's! Both albums feature the presence of guitar wiz DANN HUFF who plays some of his best guitar solo's here and he is ALL OVER these songs!!
Don't even think twice about picking this up, this is pure top notch, classy Westcoast AOR -- digitally remastered and silver pressed!!
Recommended to fans of: Richard Marx, Toto, Starship, Jay Gruska, Airplay, John Parr, Air Supply, Chicago, Bill Champlin, I-Ten, Dakota, Thrills, Mr. Mister, Pages, Little River Band, Bridge 2 Far, etc....
とあります。
特に気になったセンテンスに"Both albums feature the presence of guitar wiz DANN HUFF who plays some of his best guitar solo's here and he is ALL OVER these songs!!"ですが、このアルバムのクレジットを見てもどこにも、Dann Huffの名前が出てきませんし、Dann Huffをネットで調べても、このアルバムに参加したという記述は出てきません。
でも、収録ナンバーを聴くとDann Huffらしいギター・プレイもあり、この所が謎ですね。
で、このIllstratorですが、Retrospect Recordsには、"Recommended to fans of: Richard Marx, Toto, Starship, Jay Gruska, Airplay, John Parr, Air Supply, Chicago, Bill Champlin, I-Ten, Dakota, Thrills, Mr. Mister, Pages, Little River Band, Bridge 2 Far, etc...."とあります。
これらのバンドを見ると(といってもAir SupplyやLittle River Bandはちょっとイメージが違いますが)、アルバムの中身も推して量ることが出来るというもの。
私としては、Bridge 2 FarやWhiteheartのサウンドが最も近いかなと思います。
メロディアスなハードポップというより、もうこれはAORのアルバムだと思います。
収録ナンバーは、
01 New Way To Love
02 Dying To Meet You
03 Hold My Heart
04 Cryin' Time
05 I Surrender
06 Help Is On It's Way
07 Listen
08 Should'A Been Love
09 Feels Like
10 Carry The Cross
11 Lonely Hearts For Sale
12 Love's Not Your Enemy
13 Hidden Pain
14 Let It Go
15 Out Of Time
16 Don't Change Your Heart
17 Gina
18 Holding On
19 End Of Line
の19曲で、01から10までが、"Somewhere In The World"に11から19までが"Illustrator"に収められていたナンバーです。
全曲メロディアスなナンバーばかりですが、01はエッジの効いたサウンドがカッコ良いハードポップ・ナンバーですし、02や04,06のギター・ソロはもうDann Huffしております。
美しいピアノから始まる03はとてもいかしたメロディアスなバラード・ナンバーです。
Jesusという言葉がかなりの頻度で出てくる05ですが、とてもメロディアスなAORナンバーに仕上がっております。
ミディアム・スロウの07はもう完全にAORしております。
08なんかはBridge 2 Farに通ずるメロディアスなハードポップしたAORナンバーで、出来もかなり良いです。
切ない感じのサックスをフィーチャーした09ももう最高に良く出来たAORナンバーで、かなりお勧めです。
11もメロディアスなAOR然としたナンバーです。
出だしのギター・ソロのトーンがカッコ良い12もかなりいけます。
13はミディアム・スロウのメロディアスなバラード・ナンバーですが、バックのギターはこれまたDann Huffしております。
ゆったりとした感じの15もとても良く出来たメロディアスなナンバーでお勧めです。
16はTOTOに通じる若干プログレハードしたナンバーで、これもいけます。
17も出だしのギター・ソロはもうDann Huffしてます。ミディアム・テンポのメロディアスなナンバーで、これまたとてもカッコ良いナンバーです。
18の出だしの長めのギター・ソロはとてもカッコ良いです。やっぱりDann Huffが参加しているのかな。
19も18と同じく出だしギター・ソロがとてもカッコ良いナンバーです。
Retrospect Recordsさんの"Recommended to fans of: Richard Marx, Toto, Starship, Jay Gruska, Airplay, John Parr, Air Supply, Chicago, Bill Champlin, I-Ten, Dakota, Thrills, Mr. Mister, Pages, Little River Band, Bridge 2 Far, etc...."、まさにその通りだと思います。
これらのバンドやミュージシャンのファンでしたら、気に入ると思いますよ。
気になる方は「Crusin' Music」さんへどうぞ。
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コメント
正直、ジャケットがプログレっぽくって昔から好きではなかったんですが、当方が思うにメロハー版のGLADという感じで、その中身はとてもPOPなAORですね。昔からジャケの見た目でマイナスイメージで誤解されているバンドですが、CCMマニアには知る人ぞ知る的な存在だったと思います。まさか今回こういうところに目をつけてくるとは思いませんでしたので、嬉しいリイシューだといえるでしょう。
Illustrator
Illustratorのサウンドは、実は今回のCD化で初めてだったのですが、本当に良く出来たハードポップ・AORアルバムだと思いますね。
ところで、この2枚のアルバムにDann Huffが参加しているのでしょうか?
ところで、この2枚のアルバムにDann Huffが参加しているのでしょうか?
Dann Huffは参加していないと思いますが、そこまで詳しくは知りません。すいません。
Dann Huff
そうですか、Dann Huffは参加しておりませんか。
でも、ギター・ソロを聴くとDann Huff風でもあります。
でも、ギター・ソロを聴くとDann Huff風でもあります。
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