2010-08-02
The Jack Street Band / The Jack Street Band (1981)

1981年にRCA Recordsから発表されたアメリカ産のThe Jack Street Bandのセルフ・タイトルのアルバムです。
メンバーは、Jack Street: Lead Vocals, Acoustic Piano, Acoustic Guitar、Jeff Ballew: Guitars, Vocals、Danny Prosser: Guitars, Vocals、Steve Cunningham: Keyboards, Synthesizers, Vocals、Clark Kearny: Bass, Vocals、Jimmy Monroe: Drums, Percussionの6人で、Richard Elliotがゲストでサックスを吹いております。
アルバムのプロデューサーがDennis Lambertで、とても良く出来たAOR・ハードポップのアルバムに仕上がっております。
収録ナンバーは、
1.In over My Head
2. Don't You Wanna Be Loved
3. Two Hearts
4. Choosy
5. Annie
6. Baby It's You
7. Not a Minute Too Soon
8. If I Had Your Love Again
9. Jupiter's Theme
10.Vision
の10曲が収録されております。
1はギターのカッティングがカッコ良いメロディアスなハードポップ・ナンバーで、Richard Elliotのサックス・プレイも結構ファンキーないかしたナンバーです。
2は出だしのキーボードの音がSpertrampの"Breakfast In America"風ですが本編に入るとこれがもう最高にメロディアスな産業ロックのナンバーなんです。
このアルバムの一押しで、本当に素晴らしいナンバーです。
3はゆったりとした感じのメロディアスなAORナンバーで、これもお勧めですね。
4はテンポの良いポップな産業ロックのナンバーです。
5もとてもメロディアスなバラード・ナンバーで、3以上にAORしております。
6はThe Beatlesもカヴァーした1961年のThe Shirellesのナンバーです。
The Jack Street Bandのアレンジはスロウなブギといった趣で、そこそこの出来です。
7は出だしのピアノの音が印象的なメロディアスなバラード・ナンバーです。
このナンバーも良く出来ております。
8もミディアム・テンポのメロディアスなAORのナンバーに仕上がっており、これもかなり質が高いです。
9はJack Streetのピアノの弾き語りのナンバーです。
10はPhil Spectorが得意とするウォール・オブ・サウンド風のナンバーです。
ミディアム・スロウのメロディアスでポップなナンバーです。
このアルバム、殆ど捨て曲が無い強力な1枚だと思います。
CD化されていない音源の中には、本当にたくさんの良いアルバムが有るもんなんですね。
是非、オフィシャルでCD化して欲しいですね。
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