2010-08-03
Die Laghing / Running From The Guns (1990)

このアルバムは1990年にCurb Records傘下のR.O.C.K Recordsというレーベルから発表されたアルバムですが、私が所有しているのは、その後、90年代中盤にLong Island Recordsから発表されたもので、ボーナス・トラックが1曲追加されております。
Long Island Recordsから発表されなかったら、このバンド名とジャケットの雰囲気から購入しなかったと思いますが、内容は、いわゆる、ハードポップ・AOR(雰囲気的には、UKのニューロマンティックも)のアルバムでメロディアスなナンバーばかりが収められたかなり出来の良いアルバムです。
収録ナンバーは、
1. Humans
2. One Thing for Sure
3. Anywhere at All
4. Suspicion
5. Safe in the Dark
6. Running from the Guns
7. I Don't Need You
8. Kundalini
9. Don't Stay
10. Swept Away
11. Humans (Edit)
の10曲です。
1はキーボードとギターがいかしたメロディアスな産業ロックしたナンバーで、かなりいかしてます。11はこのナンバーのRadio Editです。
2のバックのギターのトーンとサックスの音がカッコ良いファンキーな感じのナンバーです。バックの女性コーラスや曲の雰囲気から80年代のUKロック(ニュー・ロマンティック)の香りもします。
3辺りも80年代UKロックの雰囲気のあるナンバーですが、こちらはミディアム・テンポのバラード風となっております。
4の前奏を聴くとThe TroggsやJim Hendrixの"The Wild Thing"風のメロディを持ったナンバーですが、それに比べるととても軽いサウンドのゆったりとした感じのAORナンバーに仕上がっております。
このナンバーのギターのトーンはかなり好きですね。
5はバックのプレイがなかなかいかしたポップなナンバーです。このナンバーも80年代のUKロックの雰囲気を感じます。
6もニューロマンティックの香りがするポップで、とてもカッコ良く仕上がってナンバーです。
7なんかもサックスがフィーチャーされたエレポップ風のナンバーで、メロディアスながらもニュー・ウェーヴの雰囲気も。
8もキーボードやギターの音がカッコ良いナンバーで、ポップに仕上がっております。
9もニュー・ウェーヴの香りがするナンバーですが、出来はやはりハードポップ・AORしたナンバーです。
10はメロディアスなほぼAORしたナンバーでしょうか。
このDie Laghingですが、とてもドイツのバンドとは思えないサウンドを持ったバンドです。
やはり全体的には、UKのニューロマンティック系香りがします。
そうですね、似た感じのバンドを強いて挙げるとすれば、China Crisisかなぁ?(ここまで洒落ていないかも?)
でも、結構出来は良いと思いますし、1はとても良く出来たナンバーだと思いますね。
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