2010-08-07
Leyden Zar / Leyden Zar II (1985)

このバンドは、カナダのモントリオールの有名なクラブ・シンガーRobert Lerouxのバックバンドとして1976年から活動していたバンドです。
その後、A & M Recordsと契約し1stアルバム"Leyden Zar"を発表し、ギタリストを入れ替えて、1985年にEpic Recordsから本作を発表しました。
サウンドは冒頭にも書いたとおり、キーボード・シンセを主体としたハードポップ・産業ロックです。
収録ナンバーは、
01 It's Alright
02 Sucking On Her Fingers
03 Still In The Race
04 I Want You Back
05 Don't Talk About Love
06 All To Myself
07 Out Of Touch
08 Communicate
の全8曲です。
01は出だしのシンセの音がカッコ良いメロディアスな産業ロックしたナンバーです。
もちろんギターもフィーチャーされておりますが、このLeyden Zarのオリジナリティはキーボード・シンセが音の要になっていることでしょうか。
02はポップでメロディアスなナンバーです。
03はドラムスとギターのカッティングがカッコ良い少しハード目のナンバーですが、いかにも産業ロックといった趣を持ったナンバーです。
04はそこそこギターをフィーチャーしたミディアム・テンポのナンバーですが、結構ロックしております。
05はこのアルバムの一押しのナンバーで、バックのキーボード、ギター、ドラムス、ベースが一体となったメロディアスで盛り上がりのあるパワー・バラードのナンバーでお勧めです。
ギター・ソロ、カッコ良いです。
06もギターをそこそこフィーチャーしたミディアム・テンポのハードポップ・ナンバーです。
07もキーボードとギターのプレイがカッコ良いとても良く出来たメロディアスな産業ロックで、出来としては、曲のタイプは違いますが、05と遜色ないです。
お勧めのナンバーです。
08はドラムス、キーボードを始めとするバックの音は良いですが、メロディアス度はイマイチといったところでしょうか。
曲の出来にバラツキはありますが、05、07、01なんかは結構良く出来てます。
産業ロック・ハードポップのファンであれば持っていても損は無いアルバムだと思います。
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