2010-08-09
Boz Scaggs / Live In Japan 1985 (2008)

このアルバム、過去に"Expo 1985 - Live In Japan"として発表されたアルバムの焼き直しです。
このライヴ・アルバムの素晴らしいところは、1985年というBozが最も脂が乗っていた時期のライヴ音源ということとサウンドボードによるステレオ録音で音質が最高レベルということが挙げられると思います。
確か当時、Expo会場でのパフォーマンスが映像で撮られ、NHKでテレビ放送もされたような記憶もあります。
この音質や映像の録画などを考えると、このアルバムがオフィシャルで発表されなかったのが不思議なくらいです。
当日のセット・リストは、
01 Dinah Flo - 3.37
02 Jojo - 5.54
03 I Got Your Number - 3.49
04 Isn't It Time - 5.26
05 Hercules - 5.47
06 Breakdown Dead Ahead - 5.24
07 Look What You've Done To Me - 6.02
08 Georgia - 4.35
09 We're All Alone - 4.41
10 Miss Sun - 3.07
11 Lido Shuffle - 5.23
12 Middle Man - 6.00
13 Lowdown - 6.47
14 Angel You - 5.20
で、トータル1時間12分のライヴ・パフォーマンスとなっております。
また、バンドメンバーは、
Boz Scaggs - Guitar (and the main man singing wise).
Kevin Dukes - Guitar
Nathan East - Bass
Carlos Vega - Drums
Scott Plunkett - Synthesizer
Tom Keane - Piano
John Madrid - Trumpet
Venetta Fields - Backing Vocals
Lorna Willard - Backing Vocals
といったメンバーです。
冒頭にも書きましたが、この時の映像を私は見ておりますが、特に印象的だったのは、Kevin Dukesの"Breakdown Dead Ahead "でのギター・プレイで、この時初めて彼を知ったわけですが、とても若く見え、ギター・パフォーマンスもSteve Lukatherを彷彿させてくれるものでした。
収録ナンバーは、ご覧のとおりで、"Jo Jo"、"Breakdown Dead Ahead"、"Look What You've Done To Me"、"Georgia"、"We're All Alone"、"Miss Sun"、"Lido Shuffle"、"Lowdown"辺りがとてもカッコ良いパフォーマンスです。
特に、"Jo Jo"、"Breakdown Dead Ahead"、"Look What You've Done To Me"は最高です。
まあ、私としては、アルバム"Down To Then Left"から"Hard Times"や"Hollywood"、"The She Walked Away"辺りを、"Silk Degrees"から"Harbor Lights"を、さらにこのライヴは"Middle Man"からのナンバーを中心としてますが、それであれば、"You Can Have Me Anytime"は是非ライヴ演奏して欲しかったですね。
特に、Boz Scaggsのベスト・アルバムは"Down To Then Left"だと思っている私にとって、このアルバムから1曲もセレクトされていないのは不満です。
かなり良い音質ですので、Bozのファンであれば、この時のライヴ・パフォーマンスを録音した音源を聴いてみるべきですね。
いろいろとコレクターズCDも出ているようです。
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