2010-08-14
Todd O / 2000 Years (1997)

今年の4月に頼まれて地域活動を行うようになりましたが、町内会活動を行っている方々は高齢の方が多く、やはり巷で言われている後継者不足は大きな課題のように思われます。
町内会のお祭りには、地域住民の方々が結構集まり、毎年のお祭りを楽しみしているようですが、その準備や後片付けって、かなり大変なんです。
力仕事も結構あり、高齢者にとってはかなりきつい仕事なんですが、慣れている方も多く、私は初めて経験しましたが、高齢者パワーを見せつけられました。
全てボランティアで行っており、ホント、町内会活動を行っている方々ってすごいなぁ、と思いました。
ということで、昨日はブログをアップすることが出来ませんでしたが、本日は、Todd Oというアメリカのシンガー・ソングライターの1997年のアルバム"2000 Years"を紹介いたします。
このアルバムは、ドイツのネット・ショップSchmankerl Recordsから仕入れたものですが、AORという言葉と価格(確か6?7ユーロだったと思います)で購入を決めました。
聴く前までは、ジャケット・デザインからハードポップやメロディアス・ハードロックのアルバムだと思っておりましたが、聴いてみると、もうこれは完全にAORアルバムでした。
それもかなり良いという感じで、とてもメロディアスですし、サックスがふんだんにフィーチャーされた雰囲気のあるアルバムです。
全てのナンバーをTodd O (Todd Omohundro)が書いておりますが、ソング・ライターとしてもかなりいけます。
収録ナンバーは、
01 The Greatness In Me
02 Odd Time
03 Carry On
04 When You Are By My Side
05 Race Against Time
06 Living On The Main Line
07 Clear Blue Skies
08 Rotten In Denmark
09 Prayer For The Suffering
10 Down By The River
11 Just Fly
12 Lost In Freedom Land
13 Thank God I'm Still Alive
14 Be Still My Soul
の14曲が収録されております。
歌詞の内容を見るとCCM(Contemporay Christian Music)のAORアルバムなんだろうと思います(CCMは詳しくないので判りませんが)。
ピアノやサックスの音がとても雰囲気良いですし、曲がとてもメロディアス。
さらにTodd OのヴォーカルもAORを歌うのにピッタリの雰囲気なんです。
01はそのピアノとサックスが絡まった前奏から始まり、バックのギターの音もとてもいかした、メロディアスなAORナンバーです。
雰囲気も70年代後半から80年代前半のあのAORミュージックそのまんまです。
これはとてもお勧めです。
02は歌詞の中に"2000 Years"という言葉が入った、このアルバムのタイトル・ナンバーですが、このナンバーでもサックスの音が光っております。
03はバックのピアノがとても印象的なメロディアスなAORナンバーで、これまたお勧めです。
04はストリングスも入ったメロディアスなバラード・ナンバーです。
盛り上がりもあり、魅力的なナンバーに仕上がっております。
05ではバックの跳ねたようなピアノが心地良いアップテンポのナンバーです。
06は再びバックの流れるようなピアノの音が素晴らしいミディアム・ハイのメロディアスなAORナンバーです。
07はフルーゲル・ホルンから始まる、ポップでメロディアスなナンバーで、曲の出来も結構良いです。
08もピアノとサックスが絡まる前奏から始まるポップでメロディアスなナンバーです。
これまた、出来はかなりなものです。
09はトランペットから入るメロディアスで盛り上がりのあるAORナンバーです。
この曲の仕上がりも良く、アルバムの中でも01と同じくらい良く出来てます。
10はサックスの音がカッコ良いメロディアスなAORナンバーです。
11も本当に70年代から80年代前半のAORを感じさせるとても雰囲気のあるナンバーです。
12はSteely Danを感じさせるジャジーな感じのバックの音がとてもカッコ良いAORナンバーです。
これも出来は素晴らしく、とてもお勧めのナンバーです。
13もピアノとサックスの音が洒落たナンバーで、これもどことなくSteely Danっぽいです。
Todd Oはヴォーカル以外に全てのピアノ・キーボードを演奏しておりますが、14はピアニストTodd Oを前面に出した、彼の弾き語りのナンバーです。
この"2000 Years"ですが、音源を紹介出来ないのが残念ですが、AORファンは間違いなく気に入るアルバムだと思います。
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コメント
僕はアパートの大家 ・・アパート全体でひとつの地域グループ・・・この地域では「組」といいいます・・・なので毎年そこのグループの代表です。この町内会も役員を決めるのが毎年の頭痛の種です。以前なら「退職したからやってもいいよ」というお宅がほとんどなのですが、ここ数年は「退職しても退職金だけじゃやっていけないし、年金も当てにならないから、働かなきゃ」といわれて町内会長や会計さん、民生委員さんも手を上げてくれる人がほとんどいません。ニュースをにぎわせている高齢者把握の民生委員さん自身も高齢者で、後継者がいなく五年以上連続でやってくださっています。昼間の地域社会に大人がいなくなって、ご年配の方々も働きに出ていらっしゃるので仕方ないです。地域社会の仕組みは「アメリカ型の雇用形態」のおかげで崩壊寸前に来ているように思えて仕方ありません。年功序列で社会の基盤が成り立っているのなら定年後は地域社会でという生き方も成り立つのでしょうが。ゴミだしも地域の町内会に属さない世帯のほうが多数になりつつあり散らかり放題。限られた人材でこの地域社会を維持していくのはそろそろ爆発してしまいます。音楽はアメリカナイズは嫌いではないのですが、社会の構造は・・・・っていう自己矛盾をここ数年抱えています
仰るとおりです。
4月から町内会の役員をやっておりますが、ほかの役員の皆さんは殆ど私より年上の方ばかりです。
もう80歳に手が届きそうな方も結構おります。
仰る通り民生委員さんに手を挙げてくれる人いなく、町内会の役員さんが併任していることも珍しくありません。
「昼間の地域社会に大人がいなくなって、ご年配の方々も働きに出ていらっしゃるので仕方ないです。」、これはまさに実感するところです。
私は退職前の仕事で地域の方々と交流があったということが、地域活動を始めようかなと思ったきっかけでした。
先ずは、地域主催のイベントに参加していただいて、このことがきっかけで地域活動を始めていただくのが良いのでしょうが、これもじょんさんのおっしゃる通り『ここ数年は「退職しても退職金だけじゃやっていけないし、年金も当てにならないから、働かなきゃ」』という方が多いのでしょうね。
でも、何とかしないと、パンクしてしまいそうですよね。
もう80歳に手が届きそうな方も結構おります。
仰る通り民生委員さんに手を挙げてくれる人いなく、町内会の役員さんが併任していることも珍しくありません。
「昼間の地域社会に大人がいなくなって、ご年配の方々も働きに出ていらっしゃるので仕方ないです。」、これはまさに実感するところです。
私は退職前の仕事で地域の方々と交流があったということが、地域活動を始めようかなと思ったきっかけでした。
先ずは、地域主催のイベントに参加していただいて、このことがきっかけで地域活動を始めていただくのが良いのでしょうが、これもじょんさんのおっしゃる通り『ここ数年は「退職しても退職金だけじゃやっていけないし、年金も当てにならないから、働かなきゃ」』という方が多いのでしょうね。
でも、何とかしないと、パンクしてしまいそうですよね。
同感していただいて嬉しいです。ようやく民生委員さんの大変さが表舞台に出てきて、マスコミの目が地域社会の疲弊に注がれてきた思いがします。ここは静岡県内ですが、地域防災もなかなか難しいです。社宅利用のアパートが増えてきて、誰が住んでいるかもわからず、これで東海地震が起こったらどうするんだろう。
このCD、ようやく海の向こうを僕宛に出発しだしたみたいです。嬉しい~
このCD、ようやく海の向こうを僕宛に出発しだしたみたいです。嬉しい~
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