2010-10-07
Various Artists / Bossa Nova (2006)

ここでは、CDのほか単行本の購入で良く利用しているお店ですが、CDの値段は結構安めです。
まあ、「Geo」や「Book Off」同様に2000年代に入ってからのダブついているポップスやヒップ・ホップといった種類のものが多いのですが、時々お宝があります。
今日も、ジャズのお宝(レア盤)を4枚ほど購入してきました。
全て輸入盤で売値は380円から480円でしたが、家に帰り、Amazonマーケットプレイスで検索したところ、最低でも2000円、高いもので4000円近い値段で売ってました。
こういうことがあるので、中古ショップ巡りが楽しみなんです。
で、本日紹介するヴァーブ・レコードから発表されたコンピレーション・アルバムの"Bossa Nova"も国内盤の帯無が580円で売っておりましたので、たまにボサ・ノバを聴くのもよいかなぁと思い、この値段だったらということで購入しました。
収録ナンバーとアーティストは、
01 Mas Que Nada (Tamba Trio)
02 The Girl From Ipanema (Sergio Mendes Trio)
03 Copacabana (Klaus Doldinger Quartet)
04 Discussao (Sylvia Telles)
05 Tristeza (Baden Powell)
06 El Gento (Joe Pass)
07 Upa, Neguinho (Edu Lobo)
08 Triste (Oscar Peterson)
09 Wave (Art Van Damme)
10 Useless Landscape (Ella Fitzgerald)
11 O Barquinho (J.T. Meirelles)
12 Desafinado (Coleman Hawkins)
13 Agua De Beber (Astrud Gilberto)
14 Bossa Nova Cha Cha (Luiz Bonfa)
15 A Felicidade (Bob Brookmeyer)
16 Meditation (Elsie Bianchi)
17 Once Again (Stan Getz & Laurindo Almeida)
18 Chega De Saudade (Antonio Carlos Jobim)
となっております。
ボサノバ界の有名アーティスト、有名ナンバーからマイナー(私が知らないだけかも知れませんが)なアーティスト、ナンバーが18曲も収録されております。
購入のきっかけは、冒頭の「たまにはボサノバ」ということと、ジャケット・デザインそして価格でしょうか。
棚に置かれてましたが、先ずジャケットが目に入り、デザイン的にもなかなかじゃないか、で、ボサノバ?(知っているミュージシャンも知っているボサノバの有名曲も入っているし)、580円か、じゃ買ってみようか、という具合でした。
実店舗でCDを買う時は、購入を決意するまでの過程が楽しめるのが一番ですね。
ネットだとこういう訳にはいきませんよね。
ジャケットが掲載され、レコード会社が判れば、物によってはある程度想像もつきますが、ジャケットが掲載されておらず、商品説明もなかったら判断できず、いくら安くても購入を躊躇ってしまいます。
実店舗だと、実際に手に取って見て、さらに裏ジャケ辺りにプロデューサーの名前が書いてあるものが多いですし、参加ミュージシャンのクレジットが掲載されていれば、ほぼ内容も判ります。
私的にも、ここ数年はネットでCDを購入することの方が殆どですが、実店舗は、こういった楽しみがありますので、お宝探しを兼ねて中古ショップへ良く出向いてます。
札幌市内も中古ショップの数は減ってますし、新譜を扱う店舗は、Tower Records、HMV Sapporoそして昔からある玉光堂くらいしかありません。
もちろん、HR/HM専門の「Rocks」やプログレ、70年代のハードロック専門の「Third Ear」といた新譜を扱うお店はあり、こういったお店はマニア向けですので、購買層は限られますが、これからは、こういったお店が残っていくんだと思います(もちろん、店舗の従業員は自分の取り扱っているジャンルに精通している必要はありますが)。
ネットショップも同じだと思います。
AmazonやHMVあるいはTowerなど(といいながらも業績はあまり芳しくないようで、企業合併あるいは吸収されているメジャーなショップもありますが)は別として、個人あるいは中小零細企業がネットショップの経営を考えた場合、専門的な知識を習得し、特化していかなければ立ち行かなると思います。
で、昨日の続きではありませんが、私がオープンしようとしているショップは、「AORとメロディック・ロック専門の中古ショップ」をうたい文句しております。
幸い、その分野はリアル・タイムで経験しており、評論家ほどの知識は有しておりませんが、人並み以上の知識はあると思いますので、そこそこ対応できるのではと考えております。
ショップ・オープンの暁には、是非、皆様のご利用をお待ちしております。
で、本日の"Bossa Nova"ですが、BGMとして持って来いのアルバムです。
今もこのCDを流しながらこのブログを書いておりますが、全く邪魔になりません。
心地よいボサノバのリズムがとてもいかしたアルバムです。
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