2010-10-18
Kyle Vincent / Wow & Flutter (1999)

彼は、アメリカ出身のミュージシャンで、ソロ・デビューする前は、Gilby Clarke (ex : Guns N' Roses)と一緒にCandyというポップロックのバンドを組んでおりました。
ソロ・デビュー作は、1994年に録音された"Trust"でしたが、このアルバムは当初お蔵入りし2007年に日の目を見ることとなります。
本作"Wow & Flutter"は1999年の作品で3rdアルバムにあたります。
内容的にはAORと言っても良い内容で、とにかくKyle Vincentが書くメロディが素晴らしいものとなっております。
収録ナンバーは、
01 The First Thing On My Mind
02 Taking Over Me
03 Somewhere Between Hello & Goodbye
04 No Matter What Will Be
05 She's Top 40
06 The Day The World Changed
07 Before The Winter Comes
08 Leave It Alone
09 Jennifer
10 Everyday Thing
11 Van Gogh Sunset
となっております。
01はとてもメロディアスなアコースティカルなナンバーです。
哀愁感もあり、出来はかなりなものです。
この1曲を聴いただけで、Kyle Vincentのライターとしての素質が素晴らしいものだと判ります。
02もアコースティック・ギターの音色が素晴らしいメロディアスなナンバーです。
03はウエスト・コーストを感じさせるポップでメロディアスなAORナンバーに仕上がっております。
04はバックのピアノが美しいメロディアスなバラード・ナンバーです。
雰囲気はEric Carmenしてます。
05はタイトルに相応しいメロディアスでポップなナンバーに仕上がっております。
06は再び哀愁感漂うメロディアスなナンバーで、琴線に触れます。
07は04以上にピアノの音が素敵なメロディアスなバラード・ナンバーです。
こんな曲を聴くと、メロディ・メーカーとしても一流なことが判ります。
08は再びアコースティック・ギターの音色が美しいナンバーで、これもはSimon & Garfunkelしております。
09はポップな感じのギターのカッティングがとても素敵なメロディアスでポップなナンバーです。
10はテレビ番組のテーマ曲みたくストリングスのアレンジが少しばかり大袈裟という感じもしないことは無いですが、これがかなりいかしております。
このナンバーだけ、ほかの曲とちょっと違った雰囲気です。
11もメロディアスでとてもいかしたナンバーです。
全曲、とてもメロディがいかしており、とても良く出来たAORアルバムだと言えます。
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コメント
Kyle Vincent
こんばんは、
としあきさんの仰るとおり、Kyle Vincentのどこか切なく甘いメロディが私も大好きです。
私は全てのアルバムを持ってはおりませんが、このアルバムのほか4,5枚持っております。
日本での評価は低く、もっと正当に評価されても良いシンガーだと思います。
AORファンであれば聴いてみるべきですね。
そう思いませんか?
としあきさんの仰るとおり、Kyle Vincentのどこか切なく甘いメロディが私も大好きです。
私は全てのアルバムを持ってはおりませんが、このアルバムのほか4,5枚持っております。
日本での評価は低く、もっと正当に評価されても良いシンガーだと思います。
AORファンであれば聴いてみるべきですね。
そう思いませんか?
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カイル・ヴィンセント