2010-12-01
Brick / Summer Heat/After 5 (2010)

お陰さまをもちまして、ショップをオープンすることが出来ました。
ありがとうございます。
ショップの方はいかがでしたか?
結構レア盤もあると思いますし、価格にも自信はあるつもり(?)です。
とにかく、日本国内に限り、送料が無料というのが魅力だと思いませんか?(本体価格に入っているだろう?って思われている方が多数かと思いますが、本体価格を見ていただければお判りのとおりAmazonのマーケットプレイスや他のネットショップに比べても安さには自信があります、と言いながらもこちらの負担は大きいですが)。
まだまだ、ショップに掲載するCDがありますので、これからもどんどんアップしていきたいと思っております。
さて、今日は、FTG Recordsからリ・イッシューされたアメリカのファンク・バンドBRICKの1981年にリリースされた"Summer Heat"と1982年にリリースされた"After 5"の2in1のアルバムを紹介します。
BRICKについては、このアルバム以外に1980年の"WAITING ON YOU"も同レーベルから併せてリ・イッシューされております。
私としては、1979年の"Stonehaert"もリ・イッシューして欲しかったのですが(このアルバムが、彼らのベスト・アルバムだと思っておりますので)。
まぁ、次に好きな"Summer Heat"がCD化されたこともとても喜んでいます。
この"Summer Heat"、プロデュースはRay Parker,Jr.なんです。
もう、それだけで好きになってしまったアルバムですが、中身のこれがご機嫌なライト&メロウのファンク・ミュージックなんです。
もちろん、Ray Parker,Jr.はプロデュースだけでなく、曲作りにも参加しておりますし、バックであのカッコ良いカッティングのギターも弾いております。
収録ナンバーは、
01 Sweat (Till You Get Wet)
02 I Want You To Know
03 Wide Open
04 Sea Side Vibes
05 Right Back (Where I Started From)
06 Babe
07 The Happening
08 Summer Heat
09 Sure Feels Good
10 Stick By You
11 It's A New Day
12 Let It Roll
13 Wild & Crazy
14 Peace Of Mind
15 When You Believe
16 Free Dancer
17 Anytime
の17曲で、09までが"Summer Heat"で10以降が"After 5"に収められているナンバーです。
01はカッコ良いファンク・ナンバーです。
もう最高です。
02はモロにRayParker,Jr. & Raydioを聴いているようなメロディアスなバラード・ナンバーです。
女性ヴォーカルとのデュエット(クレジットが無いので誰かわかりませんが、この時期だったらCheryl Lynn辺りか)・ナンバーですが、これが素晴らしく盛り上がっていて最高です。
途中のヴォーカルはおそらくRaydioのArnell Carmichaelだと思います。
03はあのRay Parker,Jr.のカッコ良いギターのカッティングを堪能できるナンバーです。
04、05も多分にRaydio的なアーバンな感じの軽めのファンク・ナンバーです。
06はヴォーカルをRay Parker,Jr.に替えれば、そのまんまRaydioあるいは、Ray Parker,Jr.のソロ・ナンバーになってしまいそうなメロディアスなばらーど・ナンバーです。
とてもいかしてます。
07は短いファンクしたインスト・ナンバーですが、これ辺りもRaydioでのインスト・ナンバーを聴いているようです。
圧巻は何と言っても大ヒットした08で、ミディアム・テンポのメロディアスなライト&メロウのファンク・ナンバーです。
とにかくこの曲はメロディが良いのとバックのパフォーマンス(特にバンド・メンバーのRegi Hargis Hickmanのギター・ソロ)が素晴らしいことに尽きます。
AORファンもノックアウトされること間違いなしのナンバーです。
09はファンキーなインスト・ナンバーで、BRICKがヴォーカル・グループではなくファンク・バンドだと主張しているようなナンバーです。
10以降は"After 5"からですが、その"After 5"の中で一押しがこの"Stick By You"です。
このナンバーもシングル・カットされ、結構ヒットしたナンバーです。
メロディアスなライト&メロウののファンク・ナンバーです。
11もメロディアスなブラコン・AORしたナンバーです。
12はバックのホーンとギターのカッティングがカッコ良いE,W&F風のファンク・ナンバーです。
13エレクトロな感じのこの頃のファンク・ナンバーです。
14はバックのパーフォマンスがカッコ良い短めのファンク・ナンバーです。
15はメロディアスファンクのバラード・ナンバーです。
16もこの頃のファンク・バンドに共通するちょっとエレクトロのファンク・ナンバーです。
17はメロディアスなバラード・ナンバーで、このBRICKも他のファンク・バンド同様に、極上のバラードに仕上がっております。
違うのは、ヴォーカルの代わりにバンドのJimmy Brownがサックスを吹いているところでしょうか。
これはお勧めです。
でも、やはり01から09の方が10以降より出来は良いと思います。
私は既に"After 5"はCDで持っておりますが、今回は、"Summer Heat"との2in1でしたので、このCD化は嬉しかったですが、どうせならそれぞれ別々にCD化して欲しかったです。
あとは、"Stoneheart"のCD化を期待するばかりです。
こちらのプロデュースはBill Schneeで、サウンドは産業ロックしたファンクといった感じで、タイトル・ナンバーの"Stone Heart"がもう最高です。
FTG RecordsからCD化されるのを待っております。
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