2010-12-15
Nelson / Lightning Strikes Twice (2010)

Nelsonは、Gunnar NelsonとMatthew Nelsonの双子の兄弟によるバンドで、父親は、あの有名なRicky Nelsonです。
1990年にGeffen Recordsから"LOVE AND AFFECTION"でレコード・デビューしましたが、ブロンド、美男子、双子というビジュアル面が話題となり、新人とは思えない卓越した歌唱力と演奏技術があったにも拘わらず、デビュー当初アイドルとして売り出されたため、ハードロック・ファンからはイロモノ的に見られることもありました。
Nelsonのサウンドは、キャッチーかつ透明感溢れる楽曲と双子ならではのツインボーカルが魅力となっておりますが、この最新作も長いブランクがあったと思わせないとても良く出来たメロディック・ロックのアルバムに仕上がっております。
かなりの力作だと思いますね。
収録ナンバーは、
01 Call Me
02 Day By Day
03 Ready, Willing, And Able
04 How Can I Miss You?
05 You're All I Need Tonight
06 To Get Back To You
07 When You're Gone
08 Take Me There
09 Come
10 In It For The Money
11 Change A Thing
12 Kickin' My Heart Around
の12曲です。
01はギター・オリエンティドの爽快感のあるポップでキャッチーなメロディアス・ハードロックのナンバーです。
1曲目から期待させてくれます。
02も出だしのギター・リフとソロがカッコ良いミディアム・ハイのロックンロール・タイプしたご機嫌なナンバーです。
03も出だしのハードにブギしたギターの音色がカッコ良い、これまたとてもご機嫌なロックンロール・ナンバーです。
04は出だし泣きのギターが堪らないメロディアスなナンバーです。
キャッチーでフックに満ちたメロディアス・ロックのナンバーです。
ソング・ライティングもさすがといったところでしょうか。
05もポップでキャッチーなナンバーです。
06はメロディアスなパワー・バラードのナンバーです。
このナンバーでは、Steve Lukatherがバックで華麗なギターを聴かせてくれております。
このナンバーは聴きものです。
07は出だしのドラムスとギターのリフがカッコ良いポップでキャッチーなナンバーです。
バックのパフォーマンスも素晴らしいです。
08はミディアム・テンポのメロディアスなパワー・バラード風のナンバーです。
このナンバーも良く出来てます。
09もギター・オリエンティドで少しハード目ながらもポップに仕上がっております。
10でに出だしのギターのリフはどこか聴いたことのある感じです。
曲自体はとてもポップです。
11もメロディアスなナンバーで、伸びやかに歌うヴォーカルがとても印象的です。
12もバックのパフォーマンスがいかしたメロディアスでフックに満ちたナンバーです。
曲全体の出来も良いです。
Nelsonの11年振りのアルバムですが、ほぼ捨て曲が無い強力な1枚ですね。
力強さを感じます。
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コメント
Nelson
そうですね、一時期、サウンドがダークになってしまい、彼らのキャッチーでメロディアスな部分が追いやられた時期もありましたが、こうして復活を遂げたのは嬉しい限りです。
聴く前はあまり期待してなかったのですが、このアルバムはとても良く出来ていると思います。
聴く前はあまり期待してなかったのですが、このアルバムはとても良く出来ていると思います。
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とても良いアルバムですね
とてもメロディアスで、爽やかなナンバーたちで。