2010-12-28
Centerfold /Centerfold (1988)

ファンクしたアップ・テンポのナンバーも良いですが、特にスロウ?ミディアムのナンバーの出来が素晴らしいです。
アルバムの主は、Keni Towns (Vo, B, Keys, Perc.) とPhil Jones (Vo, Keys, Perc.) の黒人男性2人よるCENTERFOLDのセルフ・タイトルのアルバムで1988年に発表された唯一の作品です。
ブラコン・ファンク・ディスコのリ・イッシュー専門レーベルのFTG Recordsかたリ・イッシューされたアルバムです。
FTG Recordsは、最近Brickの"Summer Heat"などもリ・イッシューしておりますが、70年代後半から80年代にかけてのブラコン、ファンクが結構好きな私にとって、実に頼もしいレーベルです。
私は、ブラコン、ファンクのアルバムについてはメジャーなバンド・アーティストしか知りませんが、このFTG Recordsはマイナーなバンド・アーティストにも目を向け、上質なアルバムをたくさんリ・イッシューしてくれております。
ここ1,2年でこのレーベルから発表されたマイナーなバンド・アーティスト(といっても私が知らなかっただけかも)のアルバムを結構まとめて購入しました。
で、このCENTERFOLDですが、冒頭にも書きましたとおり、スロウ?ミディアム・スロウのナンバーがとても素晴らしいんです。
収録ナンバーは、
01 Party Rebels
02 Earth Jam
03 I Don't Know
04 Bachelor Harry
05 Admit It
06 Shoe Shoe Shine
07 For Your Love
08 Head Over Heels (I Fell In Love With You)
の8曲が収録されております。
01はご機嫌なライト・ファンクしたナンバーは、まさにミネアポリス・サウンドの真骨頂といった感じのナンバーです。
メロウな感じですので、とても聴き易いです。
02もアップ・テンポのファンク・ナンバーです。
バックのパフォーマンスは素晴らしいですが、さすがこの2人それぞれがリード・ヴォーカルを執るほどに、歌はとても上手いですし、2人の掛け合いによるヴォーカルはかなりいかしてます。
03はメロディアスな極上のバラード・ナンバーです。
雰囲気も最高で、もう、素晴らしいの一言に尽きます。
彼女とのひと時には持って来いのナンバーです。
04もアップテンポのファンク・ナンバーですが、仕上がりはポップです。
パフォーマンスもヴォーカルも、ホント、いかしてます。
05もファンクしたナンバーです。
どこかMichael Jacksonを感じさせるナンバーです。
06は70sソウル・ヴォーカル・グループ、DYNAMIC SUPERIORSの大ヒット・バラードのカヴァーですが、もう蕩けそうなスウィート・バラードとなっております。
素晴らしい出来です。
07もメロディアスなスロウ・バラードのナンバーですが、これまたバックのパフォーマンスもヴォーカルも最高です。
08は出だしのピアノとストリングスが美しいメロディアスなバラードで、メロディもパフォーマンスも含め全体の曲が素晴らしいです。
ホント、この2人のヴォーカルは最高です。
アルバム全体の出来も素晴らしいですが、ラスト3曲の怒涛のようなスロウ?ミディアム3連発は圧巻です。
先ず、ブラコンやファンクのファンはもちろんのこと、AORファンも間違いなく気に入ると思いますね。
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コメント
FTG Records
ホント、最近のFTG Recorsdは目が離せないです。
Brickの"Summer Heat"のCD化は嬉しかったですね。
でも、Brickは"Stonehaert"を是非CD化して欲しいです。
Brickの"Summer Heat"のCD化は嬉しかったですね。
でも、Brickは"Stonehaert"を是非CD化して欲しいです。
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確かに!
なかなかの実力派と見ました!