2011-01-05
Rhapsody Sweden / Strange Vibrations (1978)

スウェーデン産のハードロック・バンドRhapsody Swedenが1978年にリリースした唯一のアルバム"Strange Vibrations"です。
2005年にMTM MusicからMTM Classixシリーズでリ・イッシューされたものです。
オルガンをフィーチャーしたサウンドは、まさにDeep Purpleといった感じで、最高にいかしてます。
録音が古いせいか音が籠った感じがすのがちょっとという感じですが、収録されているナンバーはキャッチーで、Deep PurpleやRainbowのファンであればかなり気に入る筈です。
バンド・メンバーは、
Benny Ahlkvist Vocals
Kjell-Ake Noren Guitar, Keyboards
Rudolf Janszky Bass
Peter Ahs Keyboards
Torbjorn Persson Drums
で、ヴォーカルのBenny AhlkvistはどこかIan Gillan風で微笑ましいですし、Peter AhsのオルガンもJon Lordに負けておりません。
収録ナンバーは、
01. I've Done All I Can 4:09
02. Been So Long 4:04
03. Crazy Dance 6:35
04. Belly Dancer 6:36
05. Strange Vibrations 4:58
06. The Creepers 8:22
07. Take To The Highway 9:34
08. It's Gotta Be Tonight 3:46
09. Sweet Rock 'N Roll 4:20
で、08、09は官界のCD化に伴うボートラです。
01からモロにDeep Purple風のサウンド・クリエイトです。
キャッチーかつメロディアスなナンバーで、途中のギター・ソロもいかしてます。
02はカッコ良いギターのリフから始まるメロディアスなナンバーです。
Ian Gillan風のBenny Ahlkvistのヴォーカルがとてもカッコ良いナンバーです。
03はミディアム・スロウのブルージ・フィーリング溢れるナンバーです。
ギターを始めバックのパフォーマンスがいかしたナンバーです。
メロディも素晴らしいです。
04は出だしのピアノの音と途中のギター・ソロなど全体的なパフォーマンスがいかしたパワーバラードのナンバーです。
とにかくメロディがいかしており、ソング・ライティングの才能もかなりなものがあります。
このナンバーは聴き応えがあります。
05もDeep Purple風のメロディアスでキャッチーなナンバーです。
ギターのリフがカッコ良いです。
06はは出だしのドラムスとベースのリズム隊のパフォーマンスがいかしたナンバーで、途中のオルガンはUriah Heepにも通じるサウンドのメロディアス・ハードロックのナンバーです。
07は10分弱の大曲で、どこか"Child In Time"を意識したような作りとなっております。
Benny Ahlkvistの出だしでのスキャットは本当にIan Gillan風です。
ギター、ベース、オルガン、ドラムスそれぞれが素晴らしい音を聴かせてくれております。
08は出だしのギターのリフとドラムスがカッコ良いメロハーのナンバーです。
このナンバーはRainbow風です。
09もキャッチーでポップなナンバーです。
Deep PurpleやRainbowのファンの方には必聴の1枚だと思いますね。
カッコ良いです。
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