2011-02-03
Places Of Power / Now Is The Hour (2009)

これは、もう殆どForeignerサウンドと言ってもよいでしょう。
少なくとも、現ForeignerよりForeignerらしいサウンドだと思います。
Foreignerファンは間違いなく気に入ると思いますし、産業ロックやハードポップのファンからの支持も受けると思います。
Philip Bardwellは2005年に"In The Cut"というソロ・アルバムを発表しておりますが、このアルバムはとても良く出来たAORアルバムでしたし、素晴らしいヴォーカルを聴かせてくれておりました。
この"Now Is The Hour"での彼のヴォーカルを聴くとLou Gramm風で、現ForeignerのヴォーカリストKelly Hansenと交代しても良いのでは?、と思ってしまいます。
またサウンドも、ホント、Places Of Powerの方がForeignerらしいサウンドだと思います。
Philip Bardwellがヴォーカルを担当し、Bruce Turgonは楽器の全てを担当しております。
また、リード・ギタリストとしてScott McKinstryというギタリストの名前があります。
収録ナンバーは、
01 In Your Wildest Dreams
02 Make Me Believe
03 Desires Of Our Hearts
04 One Day
05 I Live For You
06 Secrets
07 The Passage
08 Always
09 Hard To Love You
10 Light Of My World
11 Path Of Least Resistance
12 Places Of Power
の12曲に"In Your Wildest Dreams"のビデオ・クリップが収録されております。
01からキーボードとギターがコラボしたメロディック・ロックしたナンバーで、これがなかなかカッコ良く仕上がっております。
02はミディアム・テンポのメロディアスなナンバーで、これはもうForeignerサウンドといっても過言ではないと思います。
03も出だしのキーボードがとてもいかしたメロディアスなハードポップ・ナンバーで、キャッチーなメロディが良いです。
これまた、Foreignerしたサウンドです。
04はLou Gramm風のPhilip Bardwellのヴォーカルがいかしたメロディック・ロックのナンバーです。
05はミディアム・スロウのメロディアスなバラード・ナンバーで、キーボードの音なんかまさにForeignerです。
Foreignerサウンドに乗せて、しっとりとそして力強く歌い上げるPhilip Bardwellのヴォーカルはも最高です。
やはりLou Grammの後釜はJohnny EdwardsでもKelly Hansenでもなく、このPhilip Bardwellの方が良かったのでは?と思わず思ってしまいます。
06もキーボードとギターがコラボしたメロディアスなハードポップ・ナンバーです。
これまたForignerを彷彿する仕上がりとなっております。
07もキーボードとギターの音色がいかしたメロディアスでキャッチーなナンバーです。
このナンバーでも、Philip Bardwellのヴォーカルは、まさにLou Grammばりで、もう殆どForeignerのナンバーを聴いているようです。
曲の出来も素晴らしいです。
このアルバムの一押しです。
08もモロにForeignerしたメロディアスなナンバーです。
09はギター・オリエンティドのメロディアスなハードポップなナンバーです。
ギターの音色が堪らないナンバーです。
10での出だしのキーボードの音色はもうこれはForeignerです。
曲の出来もかなり良いですし、ヴォーカルもバックのパフォーマンス(特にギター)も最高です。
お勧めです。
11はギター・オリエンティドのメロディック・ロックしたメロディアスなナンバーです。
12もキーボードとギターがコラボしたForeigner風のメロディック・ロックしたナンバーです。
このPlaces Of Powerの"Now Is The Hour"はホント良く出来てます。
しかし、ここでのPhilip Bardwellのヴォーカル・スタイルは、モロにLou Grammしております。
Foreignerファン、産業ロック・ファン、必聴のアルバムです。
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コメント
Places Of Power
まさにそのとおりで、私には、今のForeignerよりForeignerっぽいと思います。
Philip Bardwellのヴォーカル・スタイルはLou Grammに近いものがあります。
Philip Bardwellって器用なヴォーカリストです。
彼のソロ・アルバムでは抑え気味で、殆どAOR然とした内容でした。
Philip Bardwellのヴォーカル・スタイルはLou Grammに近いものがあります。
Philip Bardwellって器用なヴォーカリストです。
彼のソロ・アルバムでは抑え気味で、殆どAOR然とした内容でした。
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全盛期のForeigner!