2011-02-15
Max Carl / Circle (1985)

今回はJazz/Fusionを100枚ほど、HR/HMも100枚弱、そしてハードポップ、Adult Contemporaryで30枚くらいを考えております。
もちろん、今回もレア盤を多数用意しております。
ご期待ください。
で、本日紹介するMax Carlの"Circle"というアルバムですが、海外のネットショップで購入したCDです。
価格は、20ユーロを超えておりましたので、若干高めではありましたが、もちろんAORがキーワードとなっておりました。
CDが手元に届き、アルバムを聴きながら、Max Carlをネットで検索したところ、思わずビックリでした。
Max Carlは、Max Carl Gronenthalが正式名ということで、この名前を聴いてピンとくるAORのファンが多数いらっしゃると思います。
そうです、AOR本にも紹介されている"Whistlin' in the Dark"というアルバムを1979年に発表しているシンガーです。
この"Circle"は、1980年の"Max"の次に1985年に発表された3rdアルバムということになります。
Max Gronenthalは、主に80年代は、 Elton John, Dan Fogelberg, Bonnie Raitt, Don Henley, Glenn Frey, Timothy B. Schmit, Bette Midler, Kenny Logginsなどいったアーティストのアルバムでセッション・ヴォーカリストとして活躍しただけでなく、ソング・ライターとしても多くの曲を手掛け、1stアルバムに収められていた"Sailfish"はMike Finniganにも取り上げられました。
この3rdアルバムには、
01 Radical Prodigal
02 The Lion Kills The Sparrow
03 The Circle
04 A Cold Shot
05 Strategic Land (A Soldier's Song)
06 Night Train Roll
07 A Thousand Nights
08 Tell Me Where Your Sister's Hiding
09 Curves
10 Timing
11 Come And Follow Me
12 The Lonely Guy
の12曲が収められており、11,12曲目はボーナス・トラックです。
基本的には1st、2ndに通ずる若干ハード目のAORアルバムです。
01はギター・オリエンティドのハードポップ風のAORナンバーです。
02もキーボードとギターがコラボしたメロディアスなハードポップ風のAORナンバーです。
タイトル・ナンバーの03はとてもポップでメロディアスなナンバーです。
このナンバーはAOR然としたナンバーで、出来も結構良いです。
04はポップロックしたナンバーで、バックのシンセの音がこの時代の音を感じさせます。
05は60年代の雰囲気を持ったメロディアスなポップロックのナンバーです。
そういえば、このMax Carlは、Max Carl & Big Danceというプロジェクトでもアルバムを出しており、こちらは、60年代風スタイルのロックを演っているバンドですので、その辺りが音に出ているのだと思います。
06はロックンロール・スタイルのナンバーです。
07辺りもどちらかというと60年代のロック・サウンド風のナンバーです。
08は打ち込みを使ったニュー・ウェーヴ風のハードポップといった感じでしょうか。
09もポップロックした感じのナンバーですが、メロディアス度はイマイチといった感じです。
でも、バックのギター・ソロは結構良いです。
10はポップでメロディアスなAORナンバーです。
11はメロディアスなAORナンバーです。
Marcy Levyとのデュエット・ナンバーで、雰囲気最高です。
12もとてもメロディアスなバラード・ナンバーで、まさにAORです。
本編よりもボーナストラックの出来が素晴らしいです。
でも、このアルバム、殆ど見たことが無いですね。
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