2011-02-21
New Frontier / New Frontier

NEW FRONTIERというバンドが1988年に発表したセルフ・タイトルのアルバムです。
内容は、いわゆるハードポップ・AORといった感じで、プロデュースはRichie Zitoが担当し、ゲストとして、Tommy Funderburk - B/vocals、Arthur Barrow - keyboards、Kim Bullard - keyboardsが参加しております。
先ずRichie Zitoが担当しているということで期待できそうですし、Tommy Funderburkのバッキング・ヴォーカルも然りです。
そうですね、例えばWhat If、Billy Satelliteといったあの感じのハードポップと言えば良いのでしょうか。
実際にバンド・メンバーのMonty Byrom - vocals, guitarはBilly Satelliteのメンバーだった人ですし。
また、Monty ByromはEddie Moneyの何枚ものアルバムに参加しており、最近は、Big Houseというバンドで活動し何枚かのアルバムを発表しております。
収録ナンバーは、
01.Under Fire
02.American Dream
03.Love Is Stronger Than The Heart
04.Change For The Better
05.Standing In My Tears
06.Lonesome Blues
07.I Think About You
08.Motel Rain
09.Burning The Page
10.Riverboat Man
の10曲となっております。
01はキラキラ・キーボードをフィーチャーした哀愁のハードポップ・ナンバーで、この曲なんか聴くと、80年代の産業ロック、ハードポップのサウンドで、まさにビンゴという感じです。
このナンバーのバッキング・ヴォーカルはTommy Funderburkが担当しております。
あの当時の産業ロック、ハードポップのファンの方であれば間違いなく気に入るナンバーだと思います。
02もTOTO辺りに通じるメロディアスなハードポップのナンバーです。
ギターのカッティングとソロがとてもカッコ良いナンバーです。
03はおそらくマンドリンなどをフィーチャーしたメロディアスなバラード・ナンバーです。
全体的に切なさを感じさせるそんなナンバーです。
04はWhat If辺りに通じるメロディアスなAOR的なハードポップのナンバーです。
Monty Byromのヴォーカルがとてもいかしてます。
05はアコースティック・ギターの音色が心地良いメロディアスなバラード・ナンバーです。
メロディがとてもいかしてます。
06は38 Special的なサザーンロック・スタイルのハードポップのナンバーです。
カッコ良いという言葉がピッタリのナンバーです。
07はサックスをフィーチャーしたAORっぽいメロディアスなナンバーです。
08はギターのカッティングがいかしたちょっとばかりブルージーでメロディアスなAORナンバーに仕上がっております。
09はミディアム・スロウのナンバーですが、ロックっぽさを感じさせてくれております。
10はアコースティカルなアメリカン・ロックといった趣のメロディアスなナンバーです。
このアルバム、結構いかしてます。
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