2011-02-22
The Tarney/Spencer Band / Run For Your Life (1979)

オーストラリア出身のAORバンド、Tarney/Spencer Bandの1979年の3rdアルバム"Run For Your Life"です。
Tarney/Spencer Bandは、Trevor SpencerとAlan Tarneyの2人によるユニットで、Alan Tarneyは70年代のCliff RochardやThe Shadowsのアルバムでベースを担当していた人ですが、それよりも、あのa-haの"Take On Me"をプロデュースした人としての方が有名かも知れません。
アルバムのプロデュースは、David Kershenbaum (ex: Cecilio & Kapono、Randy Vanwarmer、Joe Jackson、Peter Frampton etc.)ということで、The Beatlesの遺伝子を感じる、そこそこ良く出来たAORアルバムに仕上がっております。
このアルバムは、2008年にリ・イッシューされたもので、4曲のボーナス・トラックを含め全14曲が収録されております。
収録ナンバーは、
01 No Time Lose
02 The Race Is Almost Run
03 Won'tcha Tell Me
04 Live Again
05 Run For Your Life
06 Don't
07 Far Better Man
08 Lies
09 A Heart Will Break Tonight
10 I'm Alive
11 Guitar Slinger
12 Cathy's Clown
13 Anything I Can Do
14 The Real Thing
で、11曲目以降がボーナス・トラックです。
01はシングル・カットされたナンバーで、メロディアスなナンバーで、コーラス・ワークが美しいポップなナンバーです。
02もコーラスがいかしたメロディアスなAORナンバーです。
このナンバーは、とにかく曲の出来が良いです。
03は出だしのピアノとギターの絡みがいかしたメロディアスなAORナンバーです。
彼の魅力は、メロディと美しいコーラス・ワークですね。
04もバックのキーボードがいかしたメロディアスなナンバーです。
結構印象的なナンバーです。
05はミディアム・テンポのナンバーで、これもバックのピアノとギターの音がとても印象に残るナンバーです。
06はキーボードとギターに拠る長めのイントロがいかしたメロディアスなAORナンバーです。
ホント、メロディはいかしてます。
07はベースのビートが効いたナンバーですが、曲はそこそこメロディアスです。
08はベース・ラインとギターのカッティングがいかしたポップなナンバーです。
09もコーラス・ワークがいかしたメロディアスなナンバーです。
10の出だしは、ピアノの音が美しいメロディアスなバラード風ですが、本編に入るとどこか10ccにも通ずるポップな感じです。
メロディもそこそこいけてます。
11はタイトルどおりギター・オリエンティドのスロウなブギ調のポップなナンバーです。
12はメロディアスなブリティッシュ・ポップといった感じのナンバーです。
13はシンセをふんだんにフィーチャーしたメロディアスでポップなナンバーに仕上がっております。
14はバックのエレクトリック・ピアノの音がいかしたメロディアスでバラード風のポップ・ソングです。
このTarner/Spencer Bandはメロディの良さとコーラス・ワークが魅力のバンドだと思います。
AORファンにも十分受けるアルバムだと思いますね。
http://www.youtube.com/watch?v=QWN1z5Evm44&feature=player_detailpage
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