2011-03-10
Lady Winter / The Rain Can't Be Forever (2005)

ロシア産のバンドで、バンド名はLADY WINTER、2005年に発表された彼らのフルレンス・アルバムの1st"The Rain Can't Be Forever"です。
LADY WINTERは1998年にモスクワで結成され、2000年にロシア語のナンバー2曲英語のナンバー1曲の計3曲のデモ・アルバムを発表しているようです。
どこが好みかと言うと、先ずヴォーカルが女性ということ、そして、これが一番ですが、曲がメランコリックでメロディアスだということです。
ゴシック・メタルと書きましたが、普通のメロディアス・ロックにメランコリックな部分を足した、そんな感じのサウンドで、普段ゴシック・メタルなんか聴かないメロハーのファンでも十分の楽しめる内容です。
バンド・メンバーは、Olga "Winter" - Vocals、Oleg "Boroda" - Guitar、Dmitriy Akopov - Guitar、Dmitriy Zharavin - Bass、Ivan Agafonov - Keyboardsの5人で、Olgaのヴォーカルはとても聴き易いですし、ピアノ・キーボードの音色は美しくメランコリック、ギターも結構上手く、これまたメランコリックなトーン、ベース・ドラムスのリズム部隊も前面に出てはいないですが、存在感はあります。
とにかくメロディが素晴らしいです。
収録ナンバーは、
01. Phoenix 04:14
02. The Rain Can't Be Forever 04:07
03. Frozen Heart 04:36
04. From the Backside of the Mirror 03:56
05. Lonely Road 03:49
06. She-Wolf 04:59
07. The Sorrow 03:13
08. Endless Maze 04:40
09. Where the Rain Grows (Helloween Cover) 05:01
Total playing time 38:35
の9曲が収録されております。
01はとても扇情的なメロディで、もう1曲目から私の好みのサウンドで、申し分ありません。
02を聴いてみてください(YouTubeを貼り付けておきました)。
このナンバーを聴いて、興味を示さないゴシック・メタルのファンはいないと思います。
とにかくメランコリックで、美しいナンバーで、これぞゴシックです。
03も扇情的なギター・ソロから始まるメロディアスなナンバーで、こんなナンバーだったら、メロディック・ロックを聴いている方にも普通に聴けます。
04は美しいピアノとギターがコラボしたメロディアスなゴシック・メタルのナンバーです。
05はカッコ良いギターのリフから始まるメロディアスなハードロックのナンバーです。
ギター・プレイ、カッコ良いです。
06も美しいピアノと重ためギターのリフがコラボした、これぞゴシック・メタルのといったメランコリックでメロディアスなナンバーです。
これまた、とても良く出来たナンバーです。
07もギター・プレイがカッコ良いミディアム・スロウのゴシック然としたナンバーです。
08はギターのリフがいかした速めのナンバーです。
ギター・プレイはとても扇情的です。
09もテンポが速めの普通のメロディアス・ハードロックしたナンバーです。
ジャケット・デザインはちょっとダサいですが、とても良く出来たメロディアスなゴシック・メタルのアルバムです。

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