2011-05-09
KING KOBRA / KING KOBRA (2011)

KING KOBRAはCarmine Appiceのバンドですが、1st、2ndでヴォーカルを執っていたMark Freeの存在もかなり大きなものでした。
私は、個人的には、KING KOBRAのヴォーカルはMark Freeで復活して欲しかったですが、彼は(彼女か?)はUNRULY CHILDで復活しましたので、Paul Shortinoに替ったのも仕方がないですし、10年振りの新作では、Paulのヴォーカルもなかなか良い味を出しており、これはこれでかなり良いメロディアス・ハードロックのアルバムに仕上がっております。
Cramine Appiceの手数の多いドラミング、Mick SwedaとDavid Michael-Phillipsによるツイン・ギター、Johnny Rodのビンビンのベースそして実力満点のPaul Shortinoのヴォーカルと、10年間のブランクを感じさせない、まさにKING KOBRAサウンドがここにあります。
収録ナンバーは、
1. Rock This House,
2. Turn Up The Good (Times),
3. Live Forever,
4. Tear Down The Walls,
5. This Is How We Roll,
6. Midnight Woman,
7. We Got A Fever,
8. Tope Of The World,
9. You Make It Easy,
10. Cryin' Turns To Rain,
11. Screamin' For More,
12. Fade Away.
で、どのナンバーも迫力あるこれぞハードロックといったナンバーばかりです。
ハードなギターのリフから始まる02、Carmine Appiceのドラムスがカッコ良くメロディアスでキャッチーな03、初期KING KOBRAを彷彿させるような04、ライヴ仕立ての05、ロックンロール調のカッコ良い08、メロディアスなバラードの10、Carmine Appiceのドラミングが冴えわたる11、アコースティカルなバラードの12など佳曲が揃っております。
極めつけは06と09でしょうか。
06はポップでキャッチー、かつメロディアスなナンバーで、アルバムの一押しです。
09は出だしのギターが堪らない、これまたメロディアスなナンバーです。
さすが、どのメンバーもハードロック界で長く活動してきただけあって、ハードロックの本質が判っております。
まぁ、バンドを束ねているのがロック界の重鎮Carmine Appiceですから。
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コメント
いらっしゃいませ
GEN3@フェア・ウォーニング シンドロームさん
いらっしゃいませ。
最近のメロハー(ヨーロッパ、特にイタリア辺り)のアルバムはかなり良質なものが多いです。
このブログでもそこそこの数のアルバムを紹介しております。
これからも良いアルバムをどんどん紹介してまいりますので、期待していてください。
今後ともよろしくお願いいたします。
いらっしゃいませ。
最近のメロハー(ヨーロッパ、特にイタリア辺り)のアルバムはかなり良質なものが多いです。
このブログでもそこそこの数のアルバムを紹介しております。
これからも良いアルバムをどんどん紹介してまいりますので、期待していてください。
今後ともよろしくお願いいたします。
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はじめまして!
ここ数年ほどFAIR WARNINGに入れ込んでいるのですが、もう少しメロディアス・
ハード路線を追究すべく、情報収集に努めているところです。
こちらのサイトも参考にメロハーの世界を広げていきたいと思いますので、
引き続きどんどんレビューをあげてくださいね。
また遊びに来ます(^o^)ゞ