2011-05-11
Sharon O'neill / The Best Of Sharon O'neill (2005)

ニュージーランド出身の女性シンガーSharon O'neillです。
彼女は、1972年に"Love Song"というシングルで歌手デビューしましたが、その後泣かず飛ばずの状態が続いたようです。
デビューから6年経った1978年に"Luck's on Your Table"というシングルを発表し、これがニュージーランドのチャートで27位にランク・インしたことにより、それ以降ドメスティックではありますが、順調にヒットを重ね、今なお現役で活動しているシンガーです。
1979年に1stアルバム"This Heart This Song"を発表し、現在までベスト・アルバムなどを含め14枚のアルバムを出しております。
冒頭にもっと前から知っていれば、と書きましたが、本日紹介するベスト・アルバムを聴く限り、サウンドがAOR・ハードポップしていて、それこそ私の好きなど真ん中の音なんです。
Holly Knight、Lentia Erikson、Jamie Kyleなどといったシンガーに通じる音作りで、はっきり言ってかなり良いです。
オリジナル・アルバムは殆どが廃盤となっており、流通しているものもレア化しており、もっと前に知っていれば、彼女のアルバムを集めていたに違いありません。
紹介するベスト・アルバムには全18曲が収められており、収められているナンバーもベスト・アルバムに恥じない出来となっております。
01. Words
02. How Do You Talk To Boys?
03. Asian Paradise
04. Baby Don't Fight
05. Waiting For You
06. Maybe
07. For All The Tea In China
08. Smash Palace
09. Hold On Love
10. Losing You
11. Maxine
12. Danger
13. Power
14. Physical Favours
15. Danced In The Fire
16. Water For The Flowers
17. Satin Sheets
18. Maxine (Live)
01は1979年のシングル・ヒットしたナンバーで、これはもう完全にAORしたナンバーです。
02は1980年にシングル・ヒットしたナンバーで、Steve KionerのペンによるメロディアスなAORナンバーです。
03はタイトルどおりどこか異国情緒な感じのメロディアスなバラード・ナンバーで、出来もかなり良いです。
04は1979年の作品で、幾分ハードなAORといったナンバーで、この手のサウンドが好きな私には堪らないナンバーです。
05は1981年の作品で、ほのかにニュー・ウェーヴの香りがするAORナンバーです。
06も1981年の作品で、メロディアスなバラード・ナンバーです。
07は1982年の作品で、これまたメロディアスなAORナンバーに仕上がっております。
08は1982年のサントラの主題曲で、バックのギターのトーンがいかしたミディアム・スロウのメロディアスなナンバーです。
09も1982年の作品で、バックのピアノが美しいメロディアスなAORナンバーです。
10は1983年の作品で、シンセとサックスがいかしたハードポップ風のメロディアスなナンバーで、これも好きなサウンドですね。
11も1983年の作品で、彼女の最大のヒット曲ですが、さすが良く出来ております。メロディが素晴らしいAORナンバーです。
12も1983年の作品で、これまたメロディアスな産業ロック・スタイルのAORナンバーです。こういうサウンド大好きです。
13は1984年の作品で、これもメロディアスな産業ロック・スタイルのAORナンバーで、これまた堪らないなぁ。
14は1987年の作品で、これも産業ロック・スタイルのメロディアスなナンバーです。
15も1987年の作品で、出だしのストリングが美しいメロディアスでポップなナンバーです。
16は1989年の作品で、レゲエ・タッチのポップなナンバーです。
17は1990年の作品で、これまた私が大好きなハードポップ風スタイルのメロディアスなナンバーです。
18は11のライヴ・ヴァージョンです。
女性ヴォーカルのAORやハードポップが好きな方にお勧めのアルバムです。
私は全てのオリジナル・アルバムを聴いてみたいです。
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