2011-05-24
RANDY / RANDY (2010)

このRANDYですが、オフィシャルでは、1986年にシングルのみの発表しかしておりません。
このアルバムは、そのシングル(A・B両面の2曲)と1987年のデモ音源(7曲)さらに1987年のライヴ音源(3曲)の計12曲が収録されて、めでたく日の目を見たものです。
限定500枚のプレスということらしいです。
それにしてもジャケットがひどいですよね。
しかしながら、中身はかなりの優れ物で、とても良く出来たメロディアス・ハードロックのアルバムです。
収録ナンバーは、
7"single 1986
01 Shadows Are Falling
02 The Beast
Demo 1987
03 C'mon Let's Rock
04 Nightmare
05 The Razor's Edge
06 It's Got To Be Love
07 Victim Of The Night
08 Who's Got The Power
09 Don't Look Back
Live Tracks 1987
10 Victim Of The Night
11 On The Highway
12 In The Still Of The Night
となっております。
北欧系のメロディアスでキャッチーなナンバーが収められております。
01はシングルで発表されたのも頷ける、メロディアスでキャッチーかつポップなナンバーです。
Da Vinci辺りに通じるものがあります。
03以降はデモ音源ということですが、曲数からすると最終ミック・ダウン前にお蔵入りになったのかも知れません。
音は決して悪くありません。
これら7曲もメロディアスで魅力的なナンバーばかりです。
03はカッコ良いロックンロール・スタイルのキャッチーなナンバーです。
04、05はNWOBHMスタイルのギター・オリエンティドのカッコ良いナンバーです。
06の出だしはアコースティカルでメロディアスなバラード風で、本編に入るとメロディアスでキャッチーな曲に変化しますが、曲の出来はかなりなものだと思いますね。
07はギターのリフがカッコ良いナンバーです。
10以降のライヴ音源は決して音質が良いとはいえませんが、臨場感は伝わってきます。
それにしてもジャケット・デザインがひど過ぎますね。
このアルバムもジャケット・デザインと中身が全く違う、そんなアルバムです。
NWOBHMはもちろん北欧系メタルがお好きな方にお勧めのアルバムだと思います。
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