2011-06-06
Richard "Dimples" Fields / Mr. Look So Good ! (1982)

この3rdアルバムは、当時Boardwalk Recordsから発表されましたが、Boardwalk Records時代は、このアルバムのほか、1981年に"DIMPLES"、そして1982年に本日紹介します"Mr. Look So Good !"の3枚のアルバムを出しております。
これら一連のアルバムは、2001年にAudio Book & Music Co. Ltd (Soul Discretion)からCD化されましたが、既に廃盤となっており、結構な高値で取引されていたようです。
特に、"Mr. Look So Good !"はかなりの高額で。
Richard "Dimples" Fieldsの"Dinples"とは“えくぼ”という意味で、ある女性が付けたニックネームだそうで、それは彼がいつも微笑んでいて“えくぼ”ができていることに由来しているようです。
Richard "Dimples" Fieldsは、
1977年に"Ready For Anything"
1981年に"Dimples"
1982年に"Mr. Look So Good!"
1983年に"Give Everybody Some!"
1984年に"Mmm ..."
1985年に"Dark Gable"
1987年に"Tellin' It Like It Is"
1990年に"Dimples"
と8枚のアルバムを出しております。
確か、"Ready For Anything"と"Tellin' It Like It Is"の2枚は未CD化だと思いましたが、その他は、全て一度CD化されていた筈です。
Richard "Dimples" Fieldsのサウンドを一言でいうと、いわゆるRay Parker,Jr.に通じるブラコンAORですが、彼のベスト・アルバムといえば、紹介する"Mr. Look So Good!"だと私は思っております。
収録ナンバーは、
01 If It Ain't One Thing...It's Another 07:03
02 After I Put My Lovin' On You 03:49
03 Baby Work Out 04:28
04 Mr. Look So Good ! 03:56
05 Taking Applications 05:42
06 (A Woman At Home And) A Freak On The Side 05:16
07 Sincerely 04:11
08 The Lady Is Bad 05:23
となっております。
01はシングル・カットされチャート・インしたナンバーですが、語りかけるようでセクシーな感じのRichard "Dimples" FieldsのヴォーカルがいかしたブラコンAORの傑作です。
アーバンな香りが堪らないナンバーで、こもアルバムの一押しです。
02もRichard "Dimples" FieldsのスウィートなヴォーカルがいかしたブラコンAORしたナンバーです。
いかにも女性ファンに受けそうなナンバーだと思います。
03はファンキーな感じのロックンロールした楽しめるナンバーです。
タイトル・ナンバーの04は覚えやすいメロディを持った曲で、バックのベースの音がビンビンの都会的なライト・ファンクしたナンバーです。
05は01に似たタイプのナンバーで、こういったしっとりとした曲でのRichardのヴォーカルは堪らないですね。
この曲も何も云う事がありません。
06はミディアム・ハイのこれまたいかしたライト・ファンクしたナンバーです。
07は前奏が最高にいかしたメロディアスなバラード・ナンバーです。
こんな曲を聴かされたら、あまたの女性ファンは一発で悩殺されることは間違いないですね。
メロディアスでセクシーなヴォーカル、これは堪りません。
08はバックのベースの音とギターのカッティングがいかしたメロディアスなライト・ファンクしたナンバーです。
彼のアルバムは、Ray Parker, Jr.のファンの方であれば間違いなく気に入ると思いますね。
どうせなら、この"Mr. Look So Good !"もリ・イッシューして欲しかったですね。
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