2011-06-11
SURPRISES / Longing For The Daylight (1989)

紹介するSURPRISESはドイツのバンドで、1989年の本作"Longing For The Daylight"のほか、1987年の"Together We Are Strong"の2枚のアルバムを発表しております。
サウンドは、TOTO、Dominoeなどといったキラキラ・キーボードとギターのブレンドがいかしたメロディアスなハードポップ・産業ロックです。
このアルバムもまさに私好みのサウンドです。
もちろん、今回初めて耳にするアルバムですが、80年代のハードポップ・産業ロックっていえば、TOTO、FOREIGNER、JOURNEY、BOSTON、SURVIVORなど最高にいかしたメジャー・バンドもおりますが、FAITH BAND、NOVO COMBO、THE STRANDなどその筋には名の知れたバンドのほか、昨日紹介したLODGICや本日紹介するSURPRISESなど殆ど無名のバンドも多く存在しております。
日本での昨今のCDリ・イッシューはAORや売れそうなメジャー・バンドばかりですが、マイナーながらも出来が良いこういったSURPRISESみたいなマイナーなバンドにも目を向けて欲しいと思います。
まぁ、売れることばかりを考えている日本の大手のレーベルじゃ無理だと思いますので、海外のインディーズのリ・イッシューに賭けるしかないのでしょうが。
なお、この"Longing For The Daylight"は、当時ドイツのみでCDとして出されたようですが、もちろん今じゃレア化し、ヨーロッパ辺りでは。70ユーロを超える値段で売っているようです。
収録ナンバーは、
01. Back To The City
02. How Does It Feel
03. Pierre
04. This Time I'm Sure
05. Reason To Live
06. One Way To Paris
07. Wait Just A Minute
08. Longing For The Daylight
09. Can't Wait
10.Turn Out The Light
の10曲です。
キーボードとギターのコラボはもちろん良いですが、リズム隊のパフォーマンスもなかなかなものです。
そして、ヴォーカルのThomas Wellnovskiのハイトーンが素晴らしいです。
01はこれら全体のパフォーマンスがいかしたメロディアスなハードポップですし、02の出だしのキーボードの音はTrillion風のミディアム・テンポのハードポップ・ナンバーです。
03はキーボード・プレイがとてもいかしたメロディアスなバラード・ナンバーです。
04もキーボード・プレイがいかしたメロディアスなバラード・ナンバーでこのアルバムの一押しです。
05なんかまさにキラキラ・キーボードとギターのコラボがカッコ良いTOTO風の80年代のハードポップ・サウンドです。
06はギター・オリエンティドのメロディアスなハードポップで、私好みのサウンドです。
07も05タイプのキラキラ・キーボードをフィーチャーしたナンバーです。
08もピアノ・キーボードの音色が美しいメロディアスなバラード・ナンバーです。
10もTOTO風のメロディアスなハードポップ・ナンバーです。
SURIPISESの"Longing For The Daylight"かなり良いです
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