2011-06-24
Phil Cristian / NO PRISONER (1988)

Phil Cristianの1988年の作品"NO PRISONER"です。
Phil Cristianは元々キーボーディストで、Micki Free Band でキーボードを弾いていた人で、Cheap Trickとのジョイントでもプレイしていたミュージシャンです。
Micki Freeは元Crown Of Thornsにいたギタリストです。
この"NO PRSONER"は彼の唯一のリーダー・アルバムで、他人のアルバムでもソング・ライターやキーボーディストとして参加しているようです。
どんな音か想像していただくため、このアルバムに参加したミュージシャンを紹介いたしますと、
Phil Cristian lead and backing vocals, keyboards
Jody Cortez drums
Mark Nelson additional drums
Robert Martin bass
Steve Salas guitars
Buzz Feiten additional guitars
Kenny Sanders additional rhythm guitar
Paul Warren guest guitar solo
Jason Scheff guest backing vocals
といった塩梅です。
プロデュースはDAN VOSSという私の知らない人ですが、Steve Salas、Buzz Feiten、Jason Scheffなどといったお馴染みの名前があり、さらにMicki Free Bandの元メンバー、Cheap Trickとのコラボ、そして、このジャケット・デザインを見ると、自ずとそのサウンドも分ろうというもの。
期待どおりのサウンドです。
まさにAOR・ハードポップしたサウンドのアルバムです。
さすが、他人に曲を提供しているだけあって、ソング・ライティングもかなりなものです。
収録ナンバーは、
01. Just Another Broken Heart 3:50
02. Hey Andrea 3:30
03. Prisoner 3:34
04. Million Miles Away 4:47
05. Nothing Good in Goodbye 4:13
06. Facing the Fire 3:27
07. Waiting 4 U 4:09
08. Pain for the Pleasure 3:29
09. Living in a Bad World 4:25
の9曲が収められております。
01はBuzz Feitenとの共作で、Buzzはギターでも参加しております。
メロディアスなAORしたナンバーです。
Philはキーボードだけでなく、ヴォーカルも結構いけます。
02はバックのコーラスがいかしたメロディアスなハードポップ風のAORナンバーです。
03はキーボードとギターのコラボがいかしたメロディアスなハードポップのナンバーです。
このナンバーはとてもいかしてます。
04はPhilのキーボード・プレイがいかしたメロディアスなバラード・ナンバーですが、これがとても良く出来ております。
05はSteve Salasとの共作によるメロディアスなハードポップのナンバーです。
06もSteve Salasとの共作によるギターのリフがカッコ良いハードポップのナンバーで、ポップに仕上がっておりお勧めです。
もちろん、ギターはSteve Salasが担当しております。
07は80年代然としたキーボードとギターのコラボがいかしたハードポップのナンバーです。
08もポップでメロディアスなハードポップ風のAORナンバーです。
09はリズムにキレがあるナンバーで、Steve Salasのギター・プレイがとてもいかしたナンバーです。
ハードポップ・ファン、少しハード目のAORファンは納得の1枚だと思います。
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コメント
無名のアーティスト
私もマイナーなアーティストのアルバムを集めるのが趣味です。
海外のネット・ショップ(中古も含め)なんかで、ジャケ買いや短いアルバムの説明などを見て購入しますが、それが内容が良かった時は、「ヤッタね!」と思わず嬉しくなります。
もちろん「ハズレ」もありますが。
海外からアルバムを購入する醍醐味って結構そんなところにあるんだろうと思っております。ハズレ」もありますが。
このブログでは、そういったマイナーなアーティスト・バンドのアルバムもかなり紹介していると自負しております。
また、良かったと思ったアルバムが適価で入るようでしたら、私のショップにも置いてみたいと思っておりますし、実際そういうアルバムも置いてあります。
実は、このPhil Cristianのアルバムも手に入りそうなので、その内、ショップに並ぶと思います。
海外のネット・ショップ(中古も含め)なんかで、ジャケ買いや短いアルバムの説明などを見て購入しますが、それが内容が良かった時は、「ヤッタね!」と思わず嬉しくなります。
もちろん「ハズレ」もありますが。
海外からアルバムを購入する醍醐味って結構そんなところにあるんだろうと思っております。ハズレ」もありますが。
このブログでは、そういったマイナーなアーティスト・バンドのアルバムもかなり紹介していると自負しております。
また、良かったと思ったアルバムが適価で入るようでしたら、私のショップにも置いてみたいと思っておりますし、実際そういうアルバムも置いてあります。
実は、このPhil Cristianのアルバムも手に入りそうなので、その内、ショップに並ぶと思います。
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好きなタイプなんです。
私は無名のアーチストの作品のほうがジャーニーらなんかよりもクオリティが高い感じします。