2011-08-08
WORLD ON EDGE / WORLD ON EDGE (1990)

アルバムの主はカナダ産の4人組みバンドWORLD ON EDGEで、1990年に発表された唯一のセルフ・タイトルのアルバムです。
ジャケットを見ると、ちょっとばかり「?」ですが、確かアルバム紹介のキーワードに「AOR」という言葉が有り、手に入れたものだったと思います。
これが結構良く出来たメロディアスなAORアルバム(ハードポップ度はそれほどでもありませんが)で、アルバム収録曲全10曲の内、実に7曲がカナディアン・チャートでシングル・ヒットしたというほどですので、悪いわけはありません。
収録ナンバーは、
01 Still Beating
02 Words Touch The Sound
03 Wash The Rain
04 Standing Push And Fall
05 Burning Bridges
06 Only The Lonely
07 Keep On Talking
08 Little Lack Of Love
09 Love Like Candy
10 Goodbye
となっております。
01が最初のヒット曲で、アコースティック・ギターとエレクトリック・ギターのブレンドが絶妙なメロディアスなAORナンバーです。
ヴォーカルはかなり歌も上手いですし、バックのパフォーマンスも確かです。
02はソフト・タッチのメロディアスなハードポップのナンバーで、このアルバムの一押しです。
曲の出来も良いですし、ヴォーカルがとても良い雰囲気です。
バックのサックスもなかなか効果的です。
03はミディアム・スロウのナンバーで、ヴォーカルはどこかTony Hadley風です。
04もバックのサックスがとてもいかしたメロディアスなナンバーで、もう完全にAORしており、出来は02と同じくらい良いです。
05は出だしのピアノがカッコ良いブルージーでメロディアスなナンバーです。
06もギターとバックのホーンがいかしたメロディアスなポップロックしたナンバーで、出来も良いです。
07もとても良く出来たバックのパフォーマンスがいかしたナンバーです、
08はドブロ・ギターをフィーチャーした若干ブルージーなスロウなナンバーです。
09はこのアルバムの中でもハードっぽさを出したナンバーですが、全体的にはとてもポップに仕上がっております。
10は美しいピアノをフィーチャーしたメロディアスなバラード・ナンバーです。
全体のレベルもそこそこで、AORファンもまぁ納得できるアルバムではないでしょうか。
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