2011-08-09
DELTA / DELTA (1985)

先ず、プロデュースはあのMichael McDonald (ex: The Doobie Brothers)です。
バンド名はDELTAで、1985年に発表されたアルバムです。
メンバーは、Maureen McDonald - vocals、Paul Mauro - guitars、Tom Ferguson - guitars、Jeff Stillman - bass、Steve Halter - keyboards、Staff Fieldhouse - drumsで、ゲスト・ミュージシャンとして名を連ねているのが、Waddy Wachtel, guitars.、 Nathan East & Willie Weeks ,bass、Paulinho Da Costa, percussion、Michael McDonald, James Ingram, background vocals.などとなっております。
で、ヴォーカルのMaureen McDonaldはMichael McDonaldの妹(姉?)さんとのこと。
サウンドは、冒頭に書いたとおりウエスト・コーストのAOR・ハードポップで、発表された時期やプロデューサー、バック・ミュージシャンの名前をみれば想像できるとおり、Richard MarxやJack Wagner辺りを彷彿させる少しハード目のAORです。
Bruce Gowdy (ex:World trade, Unruly Child, Tryanglz)が数曲を書いており、ライター陣のクレジットが無いので分りませんが、おそらく何曲かはMichael McDonaldが曲を書いていると思います。
ということで、出来としてはかなり良いと思いますね。
収録ナンバーは、
01 Someone Is Gonna Love Me Tonight
02 Night After Night
03 Prove It
04 This Time
05 Till You're Mine
06 Where Are You Tonight
07 Takin' A Chance
08 Change Of Heart
09 Endless Change
10 Take Me Home
となっております。
メロディアスなハードポップ調の01、キーボードとギターのコラボがいかした80年代産業ロック風の02、Michael McDonaldの"I Keep Forgettin' (Every Time You're Near)," 風の03、ギターの音がいかしたメロディアスなハードポップ・ナンバーの04、まさにMichael McDonaldサウンドした05、09、バックのピアノの音がいかしたメロディアスなAORナンバーの07、メロディアスなバラードの08、軽快でキレがある10、とどのナンバーもかなり良く出来てます。
特に07は素晴らしいです。
AORファンだけじゃなくハードポップのファンも気に入る1枚だと思います。
冒頭にも書きましたが、オフィシャルではCD化されておらず、私が持っているのはTime Warp RecordsのコレクターズCD-Rですが。
ご興味のある方がいらっしゃれば、お取り寄せいたします。
スポンサーサイト
コメント
コメントの投稿
トラックバック
http://aorparadise.blog66.fc2.com/tb.php/1394-f092e60f