2011-10-07
Lance Powers / Lance Powers (2000)

このアルバムは、日本編集盤で、日本未発表の1993年の1st"Straight From The Heart !"と1997年の2nd"Destination Unknown"から13曲を選曲し、未発表曲2曲、計15曲が収録されております。
Lance Powersは一時Sweden産メロディアス・ハードロック・バンドSTORMBRINGERにリード・ヴォーカリストとして在籍していたシンガーです。
このアルバム(というより1st、2ndのソロ・アルバム)は、メロハーというより、AOR・ハードポップした内容で、その手のファンには気に入っていただけるのでは?
参加ミュージシャンに目を向けると、ギターにDann Huff、Michael Landauなどといった名前もありますし。
2000年発表のアルバムでしたので、既に廃盤となり、レア化していると思ったら、まだ流通しており、Amazonでは新品も定価で買えますし、中古盤も1,300円程度で購入できます。
収録ナンバーは、
01 In Heaven Above 05:41
02 I Will Follow You 04:49
03 Forever 04:00
04 Heaven's On Our Side 03:53
05 You Are The Love Of My Life 04:51
06 Baby I'm Not The One 04:30
07 Never Thought It Would End This Way 04:52
08 Come Back With My Heart 04:07
09 Take Me Home Tonight 04:30
10 Do You Still Love Me 03:47
11 This Time It's Goodbye 03:55
12 Good Girl Gone Bad 03:10
13 My Mischele 03:49
14 I Want Your Love 04:00
15 Don't Tell Me That Broken Hearts Mend 04:37
となっております。
アルバムは、ハモンド・オルガンのイントロに続きピアノ主体の荘厳な感じのバラード・ナンバーの01から始まります。さすが、CCMシンガーを感じさせます。
02はまさに80年代風のメロディアスな産業ロック・ハードポップのナンバーで、これがとてもいかしてます。
03はタイトルどおりのLance Powersが奏でるピアノの音色が美しいメロディアスなインストルメンタルのバラード・ナンバーです。
04もギター・ソロがいかしたメロディアスなハードポップ・ナンバーに仕上がっており、これなんかも出来は良いですね。
05もLance Powersのキーボード、ピアノのプレイがいかしたメロディアスなバラード・ナンバーです。
06はキーボードとギターのコラボがいかした80年代風のメロディアスなハードポップのナンバーです。
07も盛り上がりのあるメロディアスなバラード・ナンバーで、出来も良いですね。
08はサウンドにキレがあるメロディアスな産業ロックしたナンバーです。
09はギターのリフやソロがいかしたギター・オリエンティドのメロディアスなハードポップ・ナンバーです。
10もキラキラ・キーボードとギターのブレンドがいかしたメロディアスなハードポップのナンバーです。
11もLance Powersのキーボードとギターが絡むメロディアスなパワー・バラードのナンバーで、聴きものです。
12も80年代風のメロディアスな産業ロックのナンバーです。
13はゆったりとした感じのメロディアスなバラード・ナンバーです。
14はビンビンのベースがいかしたモダンな感じのメロディアスなナンバーです。
15は再びLance Powersの華麗なピアノをフィーチャーしたメロディアスなバラード・ナンバーです。
日本編集盤のせいか、日本人が好みそうなバラード・ナンバーが結構収められているようです。
1st、2ndのオリジナル盤は既にレア化しており、手に入れることは難しいと思われますが、ご興味のある方はこの国内盤を是非聴いてみてください。
スポンサーサイト
コメント
コメントの投稿
トラックバック
http://aorparadise.blog66.fc2.com/tb.php/1427-2bfd4aab