2011-10-15
VIXEN / VIXEN (1988)

DVDの内容は、VH1.com (MTV Networks)のテレビ番組の「Band's Reunited」、1991年のドイツ公演さらにVIXENのビデオ・クリップを収めたものです。
「Band's Reunited」は、タイトルどおり解散したバンドをこのプログラムだけのために再結成させるという企画物です。
過去に、ABC、Berlin、Extreme、Frankie Goes to Hollywood、Kajagoogooなどのバンドが出演しておりますが、基本的にはオリジナル・メンバーでの再結成を目指した番組ですが、殆どのバンドは、そうはならなかったようです。
しかしながら、このVIXENについては、Janet Gardner - lead vocals, rhythm guitar、Jan Kuehnemund – lead guitar, backing vocals、Share Pedersen – bass, backing vocals、Roxy Petrucci – drums, backing vocalsの黄金のラインナップでの復活でした。
復活はは2004年で、オリジナル・メンバーでのVIXENは1991年に解散しておりますので、13年経過した4人を見ることとなったわけですが、さすが美女集団のVIXEN、かなり老けましたが、とてもカッコ良かったです。
私は、VIXENの大ファンで、特にギターのJan Kuehnemundが大好きですが、13年後でも最も美人だったのが、Share Pedersenのように思いました。
でも、13年後の"Edge Of A Broken Heart"のパフォーマンスは、とても良かったです。
VIXENは、 Vixen (1988)、Rev It Up (1990)、Tangerine (1998)、Live & Learn (2006)と4枚のスタジオ・アルバムを出しておりますが、"Tangerine"ではJan Kuehnemundが抜けサウンドはダークになってしまいましたし、"Live & Learn"ではJan Kuehnemundだけがオリジナル・メンバーで新メンバーの容姿がイマイチでした。
やはり"Vixen"、"Rev It Up"の頃が一番輝いておりましたね。
本日紹介する1stアルバムは、プロデューサーにSpencer Profferのほかに、Richard MarxやDavid ColeそしてRick Neigherが担当しております。
このデビュー・アルバムは全米で50万枚を売り上げ、アルバム・チャートで41位となり、ゴールド・ディスクを獲得したアルバムです。
収められている楽曲もキャッチーなメロディな曲が多く、Richard Marxプロデュースによる"Edge Of A Broken Heart"はポップかつキャッチーさらにメロディアスなナンバーで、最高にいかしたナンバーです。
他に、"Cryin'"はJeff Parisがオリジナルですが、はっきり言ってオリジナルよりこのVixenの方がかなり良く出来てます。
この曲はシングル・カットされ、Vixenの出世曲となりましたが、曲の出来も良いですし、Janetのヴォーカルも最高です。
"American Dream"は私の大好きなギタリストの1人Jon Butcherのペンによる曲ですが、ここでのShareのベース・プレイは最高です。
さすが、バークレー・カレッジで音楽理論を学んだといった感じです。
Janのギター・プレイもとてもカッコ良いです。
"Desperate"はJanも曲作りに参加したパワー・バラード・ナンバーです。
Janetのヴォーカルがとてもいかしたメロディアスなナンバーです。
男性顔負けのJanのギター・ソロは最高です。
"Hell Raisers"は、若干ヘヴィなリフで始まる曲です。
Janetのヴォーカルは素晴らしいですし、バックの3人Jan、Roxy、Shareの演奏力の高さを証明する曲となっております。
ホント、すごいです。
"Love Made Me"はJanのギターのリフとソロがカッコ良いナンバーで、曲もキャッチーです。"Edge Of A Broken Heart"、"Cryin'"に負けないくらいの出来で、お薦めの1曲です。
"Cruisin'"もJanとJanetによる曲で、この曲でも、バックの3人の演奏は最高にカッコ良いです。
"Give It Away"はMichael Thompsonのペンによる曲で、ご機嫌なロック・ナンバーとなっています。
なお、このナンバーはオリジナルUSA盤と日本盤では、収録されている曲が違い、オリジナルUSA盤では、この曲の代わりに"Charmed Life"という曲が収められております。
この"Charmed Life"ですが、これもJeff Parisがオリジナルですが、Vixenの方がとても良く出来ていると思います。
2ndには、Janetのヴォーカル、Janのギター、Shareのベース、Roxyのドラムスどれをとっても最高にいかした"How Much Love"というメロディアスでキャッチーなナンバーやJanetの魅力あるヴォーカルがいかした静かなピアノから始まるバラード・ナンバー"Love Is A Killer"などとても良く出来たナンバーが収められております。
VIXENは最高のFemale Hard Rock Bandです。
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