2011-10-21
KICK THE KANGAROO / BITS & PIECES (2003)

バンドとしては、すでに2枚のアルバムを出していて、このアルバムは、その2枚からのセレクトと新曲で構成されたアルバムで、ベストアルバム的なものとなっています。
覚えやすいメロディが魅力のバンドで、バックの演奏もそうですが、ヴォーカルのMichael Lundは、ホント、Donnie Vieそっくりの歌い方(声質は違いますが)で、モロ、Enuff Z'nuffです。
といって、決してオリジナリティが無いわけではありません。そこには、やっぱり北欧を感じる部分があります。
全体を通し、甘めのメロディがほとばしっている感じです。
特に2曲目の"Last Kiss"は、出だしのハーモニーがBeach Boys風ですが、その後は、Enuff Z'nuffといった感じの曲で、お薦めの1曲です。
3曲目の"Human Inspiration"は、ミディアム・テンポの曲で、この曲もGOOD。
極めつけは、4曲目の"I Would Do Anything"で、メロディアスな最高のバラードです。Michael Lundのヴォーカルがいかしてて、これぞPower Popのバラードという感じがします。
6曲目の"Demons And Ghosts"も4曲目に負けないぐらいメロディアスなバラード・ナンバーで、バックのピアノがとても良い曲です。この曲も特にお薦めの1曲。
9曲目の"Perfect Day"は、これぞPower Popといった曲で、いかしたナンバーです。
ほかに、1曲目の"Something Else"、10曲目の"Think About The Rain"がお薦めです。
Enuff Z'nuffが好き、Power Popが好きといった方には、絶対興味を持っていただける1枚になること請け合いです。
もちろん、私のお店にも置いておりますので、ご興味のある方はどうぞ。
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