2011-10-27
Boulevard / Blvd. (1988)

当時(1990年頃)、バンド名も知らず、もちろん中身も知らず、このCDをバーゲンで入れ(確か300円くらいだと思いましたが)、やった、と思ったアルバムでした。(まあ、ジャケットを見れば、買いのアルバムでしたが)
このBOULEVARDですが、この後、1990年に2ndアルバムの"Into The Street"を出してあえなく解散しましたが、彼らの奏でるサウンドは最高にメロディアスでフックに満ちたもので、これぞ産業ロックといった音です。
1988年のデビューですから、こういったサウンドは既に下火になっておりましたが、良くぞ出て来てくれたと思いましたね。
で、このアルバムの大プッシュ曲は1曲目の"Dream On"で、最高にメロディアスでフックに満ちた音を聴かせてくれる1曲となっております。
出だしのドラムスとギターの音で、完全にいかれてしまいます。
とても覚え易いメロディを持った曲で、その上、極上のナンバーです。
2曲目の"Far From Over"は、バラード・タイプのミディアム・テンポのナンバーで、メロディもかなりいけてます。この曲もお薦めですね。
3曲目の"Western Skies"もかなり良く出来た曲で、曲にメリハリがあるのが良いですね。バックのキーボードがとても良いです。メロディアス度も抜群です。
4曲目の"Never Give Up"はバックの女性コーラスが魅力的な洒落たセンスを持ったちょっとばかりファンキーなナンバーとなっています。この曲もなかなかの出来だと思います。
5曲目の"In The Twilight"は何となく壮大な感じのする曲ですね。途中の分厚いコーラスが特徴のメロディアスなナンバーです。
6曲目の"When The Lights Go Down"の出だしのドラムスはカッコ良いです。リズムに歯切れがあります。
7曲目の"Under The Moonlight"はバックのキーボードの音に特徴があるナンバーですが、曲全体はポップです。
8曲目の"You And I"もかなりメロディアスなナンバーでお薦めです。何となくゆったりと流れている、そんな感じの曲です。
9曲目の"Missing Persons"は、これぞ産業ロックという見本みたいな歯切れがあるメロディアスなナンバーです。なかなか良く出来た曲だと思います。
ラスト・ナンバーの10曲目"You're For Me"はバックのサックスがカッコ良いナンバーです。このバンドには、サックス専門のメンバーがいて、曲にある種アクセントを付けております。まあ、それが魅力の一つでもあります。
数年前まではレア盤でしたが、今は普通に買えるアルバムですので、産業ロック、ハードポップのファンの方で未だ聴いていらっしゃらない方は是非聴いてみるべきアルバムです。
もちろん、私のお店でも取り扱っております。
スポンサーサイト
コメント
コメントの投稿
トラックバック
http://aorparadise.blog66.fc2.com/tb.php/1449-f3377113