2011-11-20
CONTRABAND / CONTRABAND (1991)

メンバーは、VIXENのShare Pederson、L.A. GUNSのTracii Guns、SHARK ISLANDのRichard Black、RATTのBobby Blotzer、さらにはMichael Schenker BandのMichael Schenkerとそうそうたるメンバーが揃っている。
収められている曲は、外部のソングライターによるものが殆どですが、曲が良いせいもあり、かなり聴けるアルバムとなっている。
また、このバンドの面白さは何と言っても、Michael SchenkerとTracii Gunsによるツイン・リードでしょうね。
まるきり違うギターを聴かせる2人ですから。
で、1曲目の"All The Way From Memphis"は Ian Hunter のペンによる曲で、メリハリのあるロックン・ロール・ナンバーで、小気味良いとすら感じる曲で、お薦めの1曲です。
2曲目の"Kiss By Kiss"は、Michael ThompsonとMark Spiroによる曲です。
ということで、かなり期待した曲ですが、曲自体の出来はまあまあですが、アレンジがイマイチという感じです。
3曲目の"Intimate Outrage"もMark SpiroさらにはDann Huffのペンによる曲ということで、期待が高まります。
こちらは、まるでGIANTが演奏しているみたいで、とてもカッコ良い仕上がりとなっております。
4曲目の"Bad For Each Other"はRichard Blackが曲作りに参加している曲です。
前奏のギターのリフがカッコ良いミディアム・テンポの曲で、伸びのあるRichardのヴォーカルもいかしたメロディアスなナンバーです。
この曲はお薦めです。
5曲目の"Loud Guitars, Fast Cars & Wild, Wild Livin'"ですが、この曲でもRichard Blackが曲作りに参加しております。
疾走感があるハード・ドライヴィングなカッコ良さが光っているナンバーです。
6曲目の"Good Rockin' Tonight"はMichael Schenkerのギターが最高のロックン・ロール・ナンバーです。
最高にご機嫌なナンバーで、お薦めですね。
7曲目の"If This Is Love"はこのアルバムの中でも一押しのパワー・バラード・ナンバーです。
とにかく、メロディが最高です。MichaelとTraciiのツイン・リードが最高にいかした曲で、いうことありません。
8曲目の"Stand"はTim FeehanとBrain MacLeodのペンによる曲で、なかなか良く出来た曲ですが、これもアレンジにちょっと難があるように感じます。
すこしばかりもったいないかも。
9曲目の"Tonight You're Mine"も7曲目の"If This Is Love"に負けない出来です。
ミディアム・テンポのメロディアスなナンバーで、お薦めですね。
10曲目の"Hang On To Yourself"はDavid Bowieのペンによる曲です。
結構良く出来たメロディアス・ハードロックのアルバムです。
もちろん、私のお店にも置いてあります。
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