2011-11-21
Ekseption / The 5th (1998)

オランダのプログレッシヴ・バンドEKSEPTIONによるベスト・アルバムです。
バッハ、ベートーヴェン、モーツァルト、チャイコフスキーといったクラシックの原曲を現代の楽器を使って表現した作りとなっておりますが、原曲がとても有名ですので、すぐ耳に馴染んでしまいます。
私が一番最初にEKSEPTIONに触れたのは、1970年代の始めで、2曲目の"Air"を聴いてからです。
この時は、彼らのアルバムを聴いたわけではなく、いわゆる、コンピレーションのレコードでした。
原曲は、バッハの「G線上のアリア」ですが、ジャズっぽいピアノの音がとても新鮮に聞こえ、たいそう感激した記憶があります。
まあ、当時は、あまりお金もなくEKSEPTIONのレコードを買うということは無かったですが。
ただ、この「G線上のアリア」は、記憶の中に深く埋め込まれました。
その後、CD化の時代を迎えましたが、一向に情報は得られずじまいでしたが、ネットショップ巡りするようになって、10年近く前に彼らのこのアルバムを見つけたわけですが、その時は、とても嬉しかったですね。
また、価格もかなり安めだったと思います。
このアルバムは、前述のとおりクラシックを現代的にアレンジした曲がメインとなっておりますが、知っている曲が多いので、気楽に聴けます。
イージー・リスニング、BGMとしては最高です。
演奏力も高いですし、アレンジがカッコ良いのが最大の魅力となっています。
ちなみに収録ナンバーは、
01 The 5th ((P) 1969) 03:28
02 Air ((P) 1969) 02:53
03 Piano Concert N.3 In C Minor Opus 37 : Rondo ((P) 1970) 05:25
04 Suite No.2 In B Minor : Peace Planet - Badinerie ((P) 1970) 03:34
05 Adagio ((P) 1970) 03:52
06 Italian Concerto In F BWV 971 : Allegro ((P) 1970) 05:04
07 Rhapsody In Blue ((P) 1969) 04:02
08 Partita No. 2 In C Minor ((P) 1971) 05:47
09 A La Turka ((P) 1972) 02:29
10 Sonata No.2 In E Flat : 2. Siciliano In G ((P) 1972) 03:59
11 Romance For Violin And Orchestra No.2 In F Op.50 ((P) 1973) 03:34
12 Concerto ((P) 1970) 03:57
13 Concerto For Violin And Orchestra In A Minor : Vivace ((P) 1972) 02:51
14 Toccata And Fugue In D Minor For Pipe Organ : Toccata ((P) 1973) 05:18
15 Gayaneh : Sabre Dance ((P) 1969) 03:50
16 Ave Maria ((P) 1971) 02:35
となっております。
純粋なクラシックを聴くのは気が引ける、つまんないと感じてるアナタ、是非、聴いてみると良いと思います。
最近リ・イッシューされたようで、ジャケット・デザインも変更されたようです。
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