2011-12-04
Glass Moon / Glass Moon / Growing In The Dark (2004)

この後3rdアルバムを出してグループは消滅。
GLASS MOONは、知る人ぞ知るみたいなマイナーな産業ロックバンドですが、キーボード主体のメロディアスなサウンドです。
1stでは、若干プログレ的みたいなところがあり、その辺りがSTYXを連想させます。
2ndでは、その辺が幾分後退し、全体的にポップになった感じがします。
おそらく、メンバーのDavid Adamsがサウンドの要となっているのでしょうね。
産業ロックの華やかし頃に出されたアルバムですが、あまり話題にはなりませんでした。
中身は、少し曲のバラツキもありますが、出来としては平均をクリアしていると思います。
1stアルバムに収められている3曲目の"Follow Me"は、中でもキーボードがメインの曲で、作りとしては他の曲よりハードで、STYXというよりURAIH HEEPの音に近く、メロディアスで最高の仕上がりとなっています。
4曲目"Easy Life"は、ピアノがいかしたバラード・タイプの曲で、そこそこの出来です。
6曲目の"Solsbury Hill"は、もろ産業ロックした曲です。
7曲目の"Only Have To Cry One Time"は、どこか聴いたようなメロディですが、ちょっとリズム・セクションがうるさく感じます。
アレンジによっては、とても良い曲になると思うのですが。
9曲目の"Sundays And Mondays"がまた良い曲で、この曲が最もプログレ的な曲で、ハーモニーとピアノ、ソロギターが素晴らしい曲です。
10曲目からは、2ndアルバムのGROWING IN THE DARKとなります。
11曲目の"She's On"は覚えやすいメロディを持ったとてもポップな仕上がりとなっています。
12曲目の"The Telegram Song"は、メロディが美しいバラードですが、ここでもDavidのピアノは最高で、一押しの曲です。
この曲は、当時アルバムを聴いた時、最初に好きになった曲です。
13曲目の"Someday"は、何となくBOB WELCHを連想する曲です。
この曲もポップです。
14曲目の"Take My Heart"もとても産業ロックしたお薦めの曲で、さびの部分がとてもいいです。
15曲目の"On A Carousel"は、メロディがたまらなく、この曲は、STYX風ですね。
ラストの"Baja"もピアノが前面に出た曲で、メロディが良いバラードです。
ちなみに収録ナンバーは、
01 Blue Windows 04:10
02 Killer At 25 04:34
03 Follow Me 03:38
04 Easy Life 03:41
05 The Way You Play 03:55
06 Solsbury Hill 04:09
07 Only Have To Cry One Time 03:54
08 The Dreamer 04:35
09 Sundays And Mondays 05:45
10 Simon 04:36
11 She's On 03:21
12 The Telegram Song 04:20
13 Someday 03:49
14 Take My Heart 03:31
15 On A Carousel 03:41
16 Political Action 05:30
17 She Was Magic 04:51
18 Baja 05:12
となっております。
私のショップにも置いてありますので、ご興味のある方はどうぞ。
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