2011-12-05
Heartbreak Radio / Heartbreak Radio (2005)

PRISONER, RADIOACTIVE, DEACON STREET PROJECT, SAYITさらにはAORなどのアルバムでプロデュースをしたりギターを弾いたりと、Tommy Denanderはメロディック・ロック界にかなり貢献しているアーティストだと言っても過言ではないと思います。
このHEARTBREAK RADIOのアルバムには、Mikael Erlandsson : Vocals (ex: LAST AUTUMN DREAM)、Tommy Denander : Guitars、Sayit : Guitars、Patrik Tibell : Programming (ex: T'BELL)がゲスト参加した、メロディアスなハードポップ、メロハーのアルバムに仕上がっております。
2曲目"Hard Rock City"ではDenanderのギターがビンビンです。
また、リード・ヴォーカルは、Mikael Erlandssonがとっています。
3曲目の"Now You're Gone"では、このプロジェクトのメンバーであるPierre Wersbergがリード・ヴォーカルをとっていますが、Mikael Erlandssonに負けないぐらい歌も上手いです。
この曲でもDenanderのギター・ワークは最高ですね。
途中のギター・ソロがたまらく良いですね。
この曲はポップでメロディアスなナンバーでお薦めです。
5曲目の"Let Me Have My Heart Again"はアコースティックなナンバーですが、とてもブルージーです。
リード・ヴォーカルはMikael Erlandssonですが、少しハスキーな声がたまらなく良いですね。
6曲目の"Don't Look In Her Eyes"では、ギターにSayitとTommy Denanderという組み合わせで、Sayitのアルバムを聴いているようです。
この曲もメロディアスで、ご機嫌なナンバーです。
7曲目の"Only You"もかなりポップな曲で、お薦めです。
9曲目の"Love Don't Live Here No More"はバラード・ナンバーでとてもメロディアスです。
10曲目の"Dreamworld"はこれぞメロディック・ロックといった曲で、この曲では、Patrik Tibellがプログラミングを担当しております。
この曲でのギターはDenanderではなく、Roger Ljunggrenという人物が弾いていますが、ギターの多重録音による音の厚みがかなり良いです。
アルバムの最後を飾る"The Way Of The World"はミディアム・テンポの洒落た感じの曲で、Sayitのギター・ソロがご機嫌な曲です。
このHEARTBREAK RADIOのアルバムですが、かなり出来も良く、AOR、ハードポップさらにはメロハーのファンに納得いただける内容になっていると思います。
そして、Tommy Denanderのファンにはたまらないです。
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