2011-12-06
SEVENTH SON / SEVENTH SON (1990)

本当に、カナダ産のAOR、ハードポップ、メロハーのバンドって良質なものが多いです。
隣国はアメリカですが、カナダのバンドは哀愁感もタップリの欧州的湿り気を帯びたサウンドを奏でるバンドが多いです。
おそらく、これは英語以外にもフランス語が公用語として使われているのも一因なんでしょうね。
ジャケットの雰囲気もハードポップ、産業ロックの内容を感じさせるもので、私も含め、多くの方はこのジャケットを見たら、手に取ると思います。
まさに、ジャケットから想像できるとおり、キーボードとギターのブレンドがいかした80年代のメロディック・ロックを演っております。
収録ナンバーは、
01. She's Insane
02. Going Downtown
03. Sticky Little Girl
04. She Got Me
05. Invaded
06. Hard Right
07. Someone Like Me
08. Head Over Heels
09. Skintight
10. You Don't Turn Me
となっております。
お勧めは01で、キーボードとギターのコラボがとてもいかしたミディアム・テンポのメロディアスなハードポップのナンバーです。
02はギターのカッティングとプレイがいかしたサウンドにキレがあるハードポップ・ナンバーです。
これもお勧めです。
03はご機嫌なロックンロール・ナンバーです。
04での出だしのギターのトーンはまるでKeith Richardsしております。
サウンドもどこかThe Rolling Stones風です。
05も軽快な感じのロックンロール風のポップなナンバーです。
06もStones風のサウンドをハードポップ風にしたナンバーで、結構カッコ良く仕上がっております。
07はメロディアスなバラード・ナンバーです。
08はキーボードとギターがコラボしたメロディアスなハードポップ・ナンバーです。
09はギター・オリエンティドながら仕上がりはポップです。
10はモロに80年代したメロディック・ロックのナンバーです。
曲の出来不出来に少しバラツキがありますが、アルバム全体の出来としては、まあまあといったところでしょうか。
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