2011-12-31
Brad Delp & Barry Goudreau / Delp And Goudreau (2003)

2011年に購入した新譜のアルバムで、このブログに紹介したものは10枚ほど、さらにリ・イッシューされたものがその倍くらいのアルバムで、他は、既CD化のアルバムばかりでした。
世界中で出された新譜のアルバムはかなりの数に上ると思います。
私が購入した新譜のアルバムは数百枚になると思いますが、そのほとんどは旧譜だったということになるということなんでしょうね。
それでも、メロハー、ハードポップ系の新譜は結構な数だったと思うのですが。
昨年は、CORY WELLSやJESS RODENの紙ジャケ・リ・イッシューというエポック・メイキングの出来事がありましたが、今年は、それほどの出来事もありませんでした。
今年購入したアルバムの中で、印象に残っているのは、WORRALL、TOKYO、JOJO、LODGIC辺りでしょうか。
どれもが、今年。YesterRockからリ・イッシューされたハードポップ系のアルバムばかりで、オリジナルは80年代に発表されたものばかりです。
キラキラ・キーボードとギターがコラボしたメロディアスなハードポップ、産業ロックのアルバムです。
やはりあの時代のサウンドが大好きだということになるんでしょうね。
で、今年最後に紹介するアルバムも、結局は旧譜となってしまいました。
THE BEATLESは別格として、私が最も好きなバンドはBOSTONです。
Tom Scholtzのギター・プレイは最高にカッコ良いですが、やはりBrad Delpの存在があってのBOSTONです。
このブログにも何度も書いておりますが、ロック界最強のヴォーカリストはBrad Delpだと思っております。
あの透明感があってエモーショナルなヴォーカルは他に追従を許すことはありません。
そのBrad Delpが元BOSTONのBarry Goudereauと組んで2003年に発表したアルバムが"Delp And Goudreau"です。
このアルバムは、音を聴くと、RTZやOrion The Hunterのサウンドと比較するととてもシンプルで、プライベートという感じで地味な印象を受けます。
しかし、それぞれの曲はメロディも良いし、1曲目の"What You Leave Behind"や4曲目の"Out Of My Hands"なんか曲調はまさにBoston風です。
また、6曲目の"Everyday"はバラードで、RTZのファーストに収められていた"Until Your Love Comes Back Around"を彷彿させる曲でとても素晴らしいのです。
5曲目のKeep On Runnin'"は、インスト曲で、全体的にもギター・オリエンティドな作りになっております。
ちなみに収録ナンバーは、
01 What You Leave Behind 03:41
02 Hands Of Time 04:17
03 Let It Roll 04:02
04 Out Of My Hands 04:14
05 Keep On Runnin' 03:54
06 Everyday 03:41
07 I Need Your Love 04:01
08 The Rhythm Won't Stop 04:05
09 Reconciliation 04:11
10 My One True Love 04:23
です。
最初にこのアルバムを聴いた時は、Brad DelpとBarry Goudreauのユニットですから、Boston, RTZ, Orion The Hunterのサウンドを期待していましたが、地味という印象を受け、少し残念に思いましたが、何度も聴いているうち、サウンドに暖かみというか温もりを感じるようになりました。
このアルバムを作った二人は、過去から距離を置いて、あくまでもプライベートで作ったのかも知れませんね。
私としては、Brad Delpの声が聴けただけで幸せですが。
昨年12/1に中古CDショップ(最近は新品もかなり多いですが)「aor paradise」をオープンし、このブログをご覧になっていらっしゃる皆様のお蔭をもちまして、既に1年が経過いたしました。
皆様には、本当に感謝しております。
ありがとうございます。
来年もよろしくお願いいたします。
良いお年をお過ごしください。
aor paradise
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