2012-04-14
STEPHEN BISHOP / CARELESS (1976)

1976年発表ということで、当時はまだAORではなく、シティ・ミュージックと呼ばれるジャンルのアルバムでした。
私は当時いわゆるAOR前夜とも呼ばれるこの手のサウンドのアルバムが好きで、Jorge Calderon、RUPERT HOLMESなどのミュージシャンのアルバムを良く聴いておりましたし、その後のBoz Scaggs、Bobby CaldwellなどのいわゆるAORミュージックにには本当に夢中になりました。
Stephen Bishopのこの1stや2nd辺りはどちらかというとアコースティカルな感じで、シンガー・ソングライター的な部分もありますが、とにかく彼のホンワカとした優しさを感じさせるサウンドがとても気に入っておりました。
先ず、このアルバム、ジャケットが良いですよね(2ndのジャケットも素晴らしかったけど)。
確か当時購入したきっかけは、Eric Claptonがギターを弾いている曲が収録されていること、だったと思います。
また、レコードに針を落とし、"On And On"を聴いた時、優しさを感じる彼のヴォーカルとサウンド・スタイルに参ってしまったことを思い出します。
このナンバーは、まさに強烈でしたね。
もちろん、"On And On"以外にも良いナンバーばかり収められておりますが、今でも、Stephen Bishopといえば、先ず頭に浮かぶのはこの"On And On"です。
また、当時はレコードでしたので、LPのA面にあたるナンバー、"Never Letting Go"、"Careless"、"Sinking In An Ocean Of Tears"、"Madge"そして"Every Minute"なんかも当時はかなり良く聴いておりました。
あとはやはりEric Claptonが参加した"Save It For A Rainy Day"でしょうか。
このナンバーは若干アップテンポのナンバーですが、まさにAORという言葉がピッタリのナンバーだと思います。
他に好きなナンバーと言えば、"Never Letting Go"、"Carless"、"Every Minute"、"One More Night"辺りですが、もちろん他のナンバーも素晴らしいものばかりです。
このブログを書くため、久しぶりに聴いてみましたが、やはり名盤ですね。
私のお店にもありますので、買い直したいと思った方、聴いてみたいと思った方は、是非どうぞ。
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コメント
Careless
まさに、じょんさんの仰るとおり、
「クラプトンのギターを聴きたかった当初の思いは針を落とした瞬間に忘れてしまいました」が、率直な感想だと思いますね。
「クラプトンのギターを聴きたかった当初の思いは針を落とした瞬間に忘れてしまいました」が、率直な感想だと思いますね。
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今も彼のアルバムは追っかけています。
このデビューアルバム、その後のキャリアを予想させるに十分な作品ですね。
でもやはり不思議なのがこのアルバムにどうしてクラプトンが参加していたのかです。なんででしょう