2012-09-10
John Warren / Private Motion (1989)

そんなCDはたくさんありますが、このJohn WarrenのCDもそんな1枚です。
特に、このJohn Warren物は、3枚ほどCDを出してますが、その全てがJapanオンリーということで、海外の中古のネット・ショップでは、そこそこ高い値段が付いております。
ただし、日本でもプレス枚数はそれ程多くないと思われますので、その内レア物になるかも。AOR、メロディックロック・ファンの方でお持ちでない方は、今のうちに手に入れた方が良いかも。
その証拠に、リサイクル・ショップやBook Offなどでも、最近あまり見受けられなくなったようです。
こうやって、この聴き直してみますと、これが結構良い。
Japanオンリーということで、まさに日本人受けする内容だと思いますよ。
サウンド・スタイルは、基本的にAORです。
1曲目の"Watching Maria Dance"は、覚えやすいメロディを持った曲で、このアルバムの一押しです。
2曲目のタイトル曲"Private Motion"は幾分ハードなナンバーで、サビの"Private motion~"の部分がどこか聴いたことのあるメロディで、この曲も良いかも。
3曲目の"Higher Power"は、ミディアム・テンポの曲で、途中のサックスがいかしてて良いと思います。
5曲目の"Turn On The Light"はバラードで、Beth Andersonという女性とデュエットしている曲です。
メロディがいまいちだけど、雰囲気がある曲です。
7曲目の"I'll Take You In My Arms"もバラードですが、この曲はとても日本人向けのメロディを持った曲で、当時の日本のシティ・ポップスという感じです(例えば、杉山清貴とか?)。
なかなかの曲ですね。
なお、この曲は、89年のマックス・ファクターのイメージ・ソングとして使われた曲ですので、聴き覚えのある方がいらっしゃるかも。
また、このアルバムでバックを固めるのは、BassにPhil Upchurch、Percussionには、Paulinho DaCostaが、そして、ギターには、日本が誇るセッションギタリストの今 剛となっております。
ということで、このアルバムを持っていらっしゃらないAORファンの皆さん、是非、一度聴いてみることをお勧めいたします。
私のお店にも1枚だけ在庫がございます。
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