2012-09-16
PETE BARDENS / HEART TO HEART (1979)

一応、ジャンルはProgressive Rockなんだけど、とてもAORやFusionを感じさせるアルバムです。
1曲目の"Julia"は特にAORっぽいメロディアスなナンバーで、いかしてます。この曲は相当お薦めです。
2曲目の"Doing The Crab"は、Mel Collinsのサックスが最高のFusionタッチの曲で、これもお薦めです。
3曲目の"Slipstream"なんかは、まるで、当時のクロスオーバー音楽やFusionのアルバムを聴いているような感じのインスト・ナンバーで、Hubert LawsみたいなMel Collinsのフルートがたまりません。
4曲目の"Raining All Over The World"も1曲目同様AORしたナンバーです。Peterの歌は決して上手いわけではありませんが、こういったAORチックな曲には結構合っているかも。
この曲もメロディアスですし、バックのMel Collinsのサックス・ソロはたまりません。
5曲目の"Jinxed"も3曲目の"Slipstream"のようなFusionタッチのインスト・ナンバーです。Peteのキーボード・プレイが光っている曲です。
6曲目の"After Dark"は、Peteの美しいキーボード・プレイが聴ける曲で、曲の感じが何となくBob Jamesの"Angela"みたいです。
おそらく、Pete Shadeのヴァイブの音がそう感じさせているのだと思います。
この曲は、楽器のそれぞれのパートのプレイが最高にいかしてます。かなりお薦めの1曲です。
7曲目の"Slow Motion"は、Camelを彷彿させるナンバーです。
この曲もいかしてます。
8曲目の"Tune For Des"もかなりメロディアスなインスト・ナンバーです。Peteのキーボード・プレイは本当に美しいです。
ラストの9曲目の"Heart To Heart"は、モロCamelしたインスト・ナンバーです。
これぞプログレという感じの曲です。メロディも最高です。
Pete Bardensはプログレの人ですが、この"HEART TO HEART"はAORアルバムとしても十分通用するアルバムです。
私のお店にも置いてありますので、ご興味のある方はどうぞ。
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