2012-12-21
FRANKE & THE KNOCKOUTS / Makin' The Point (1984)

この1984年に発表された3rdアルバムですが、実はCD化になって初めて耳にしたアルバムでした。
当時、アナログのレコードが出ていたことは知りませんでした。
3枚のうち、このアルバムが一番最初にCD化されたもので、市内のVirgin Mega Storeで見つけた時は飛び上がるほど嬉しかったことを覚えております。
すでにアナログで1stと2ndを耳にしていた私は、この3rdでどんな音を聴かせてくれるのだろうと相当期待して家路に急いでおりました。
家に帰りCDプレーヤーで1曲目の"Outrageous"が始まったとたん、期待していた内容を全く裏切ることのない、いやそれ以上のナンバーでした。
適度にハードでポップ、さらにメロディアスの最高の1曲でした。
こんな曲が1曲目ということは、アルバム全体の出来も素晴らしいのだろうと期待して、次の2曲目"You Don't Want Me (Like I Want You)"を聴くと、これまたポップなミディアム・テンポのメロディアスなナンバーで、シングル・カット向きのいかした曲でした。
とにかく、Frankeのヴォーカルが素晴らしいですね。
で、3曲目の"Come Rain Or Shine"はというと、前奏のキーボードの音がそそるバラード・タイプのナンバーで、とにかくメロディアス。
この曲の出来も良く、お薦めの1曲です。
4曲目の"You're All That Really Matters"はピアノの音が華麗なメロディアスなバラード・ナンバーで、これまた、素晴らしい曲でで、お薦めです。
5曲目の"Carrie Why?"も前奏のシンセとギターの音がカッコ良い産業ロック・ナンバーです。
この曲でのバックの音はホントカッコ良いですよ。
あと、ハーモニーもね。
メロディアスですし、云う事なしのナンバーです。
6曲目の"So Cool (Nobody's Fool)"の出だしのギター・ソロカッコ良いです。
この曲も5曲目と同じような産業ロック・ナンバーです。
この曲でもバックのそれぞれの楽器のパートの音がとても素晴らしいです。
7曲目の"One Good Reason"は少しファンキーさを感じさせるナンバーで、これまたご機嫌な曲です。
とてもブルー・アイド・ソウルを感じさせてくれます。
この曲もお薦めの1曲です。
8曲目の"Blame It On My Heart"もまたメロディアスなバラード・ナンバーで、バックのサックスの音が切ないです。
いやー、ホント、大好きですこんな曲。
9曲目の"Can't Get Enough Of You"はメロディアスな産業ロック・ナンバーで、これまた、ご機嫌な1曲です。
10曲目の"Hungry Eyes"はCD化でのボーナス・トラックです。
この曲は、映画"Dirty Dancing"で使われたナンバーで、サントラではあのEric Carmenが歌ってヒットしたナンバーです。
この曲の作者がFranke Priviteだとは驚きでした。
ここで聴けるオリジナル・ナンバーもEric Carmenが歌っているナンバーと比べても、素晴らしい出来となっております。
是非、Eric Carmenのナンバーと聴き比べていただきたいと思います。
Franke & The Knockoutsの3枚のアルバムはどれもが最高に良く出来たハードポップ、産業ロックのアルバムで、再CD化が望まれます。
この3rdアルバムは、私のお店に置いてますので、気になる方はどうぞ。
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