2013-01-10
石川セリ / ときどき私は...

2013年最初に紹介するアルバムは、石川セリの1976年発表の「ときどき私は...」です。
このアルバムは一度CD化されましたが、昨年暮れに「タワー・レコード限定」で彼女のアルバムの何枚かがリ・イッシューされたものの1枚です。
作品の内容は、荒井由実の作品が数曲収録され、プロデュースは松任谷正隆が担当し、「なんとなく……」でシュガー・ベイブがコーラスで参加するなど、当時のいわゆるニュー・ミュージックです。
もちろん、当時はアナログ・レコードを擦り切れるほど聴いた1枚です。
父親がアメリカ人、母親が日本人のハーフということもあり、かなりの美形で、ジャケットの印象が収録曲の「SEXY」とピッタリでした。
歌はそれほど上手いと思いませんが、雰囲気は最高です。
既に20枚ほどアルバムを発表しており現在も活動中ですが、確か60歳という年齢にも拘わらず最近の写真を見ても、やはり綺麗でした。
彼女の大ヒット・ナンバーは、「ダンスはうまく踊れない」ですが、このナンバーは後に結婚する井上陽水が彼女のために作ったナンバーだとか。
このアルバムには、
01 Introduction~朝焼けが消える前に
02 霧の桟橋
03 ときどき私は……
04 虹のひと部屋
05 なんとなく……
06 さよならの季節
07 ひとり芝居
08 SEXY
09 TABACOはやめるわ
10 優しい関係
11 フワフワ・WOW・WOW
12 遠い海の記憶
の12曲が収録されております。
01、02、07が荒井由実の作品でやはりお勧めです。
タイトル・ナンバーの03なんかもかなりいかしてますし、08、11も出来は良いです。
もちろん他のナンバーも含め、このアルバムには「雰囲気」があります。
伊藤銀次、後藤次利、村上秀一、矢野晶子、斉藤ノブ、松木恒秀など当時のニュー・ミュージック界のミュージシャンが脇を固めており、まさにジャパニーズAORといった内容だと思います。
今年も「タワー・レコード限定」には目が離せません。
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