2013-07-26
The Raspberries / Fresh Raspberries (1972)

昨日、Internet Exploreがヴァージョン9から10にアップ・グレードされましたが、そのとたん、Internet Exploreが立ち上がらなくなりました。
使用しているパソコンはお店用にも使っており、これは「ヤバい」と思い、カートソフトを使えるよう他の古いパソコンにソフトを入れ、そのパソコンをお店用にしようとしましたが、今度はお店用のメール設定で躓き、かなりの時間を費やしてしまいました。
一方、Internet Explore10を入れたパソコンを初期化しようと思いましたが。ほかにいろいろと考えているうちに、Windowsにシステム修復機能があることを思い出さし、ここでInternet Explore10を削除し、前のヴァージョンに復旧することで事なきを得たのです。
そう考えるWindows Anytime Upgrade機能って余計じゃないかな。
また、私みたいにInternet Explore10にアップ・グレードした途端、Internet Exploreが立ち上がらなくなった方も多くいらっしゃるのでは?
マイクロソフト社にたくさんの照会がいっているのでは?
ということで、昨日はパソコンを使ってのお仕事や趣味が殆どできませんでした。
本日紹介いたしますのは、The Raspberriesの1972年発表の2ndアルバム"Fresh Raspberries"です。
THE RASPBERRIESはBADFINGERと並ぶいわゆるパワーポップの元祖的バンドです。
この両バンドともTHE BEATLESから相当影響を受けたバンドで、THE RASPBERRIESのEric Carmen、BADFINGERのPete Hamこの両者は類まれなメロディ・メーカーだと思いますね。
両バンドともTHE BEATLESのPaul McCartney譲りののバラード・ナンバーとJohn Lennon譲りのロック・ナンバー、それぞれを自分の物としているところは、素晴らしいです。
THE RASPBERRIESがEric Carmenのワンマン・バンドといえば、もちろんサウンドの要であることは間違いないと思いますが、決して彼のワンマン・バンドというものでもありません。
THE RASPBERRIESはEricのヴォーカルとピアノ、そしてWally Brysonのギター・サウンドがあって、あれだけポップになれるんです。
彼等のヒット・ソングは、"Go All The Way"、"I Can Remember"、"I Wanna Be With You"、"Let's Pretend"、"Tonight"、"Ecstacy"、"Overnight Sensation (Hit Record)"など数え上げればきりが無いけど、私が彼等のナンバーで最も好きなナンバーは、"Don't Want To Say Goodbye(邦題は「さよならは言わないで」)"です。
これほどメロディアスなバラード・ナンバーはあまり多くないと思いますよ。
で、このナンバーですが、Eric CarmenとWally Brysonとの共作なんですね。
そういう意味からも、このTHE RSPBERRIESはEricがいてWallyがいて成り立っていたバンドだと思っております。
本作"Fresh Raspberries"には、彼等の大ヒット・ナンバーが2曲収められております。
そのうちの1曲は、"I Wanna Be With You 邦題「明日を生きよう」"ともう1曲は"Let's Pretend"です。それぞれ、全米16位と35位を記録しております。
1曲目の"I Wanna Be With You"はThe Raspberriesのパワーポップ・バンドらしさを良く表した元気の良いポップスです。
メロディの良いですし、Ericのヴォーカルも最高です。
3曲目の"Let's Pretend"はミディアム・テンポのバラード・ナンバーです。
こんなナンバーを聴いていると、Ericのメロディ・メーカーとしての才能は素晴らしいと誰もが思うのも最もだと思いますね。
Paul McCartneyが良く引き合いに出されますが、彼に優るとも劣らない、そんな感じです。
パワーポップ・バンドのもう一つの雄Badfingerを彷彿させるナンバーが2曲目の"Goin' Nowhere Tonight"です。BadfingerのメンバーJoey Mollandが書きそうなメロディのナンバーです。
どことなく"Suitecase"を思い起こさせるナンバーです。
4曲目の"Every Way I Can"もご機嫌なパワーポップ・ナンバーに仕上がっております。
幾分ハードな感じのナンバーで、バックのWally Brysonのギターは最高です。
5曲目の"I Reach For The Light"はEricお得意のピアノ主体のナンバーです。
この曲は多分にThe Beatlesしております。
バックのコーラスは、もうThe Beatlesでしょう。
6曲目の"Nobody Knows"なんかもシングル・カット出来そうなメロディアスでポップなナンバーです。
7曲目の"It Seemed So Easy"はCliff Richardがやりそうなオールド・スタイルといった趣のポップ・ナンバーです。
8曲目の"Might As Well"はWally Brysonのペンによるアコースティカルなナンバーです。
Paul McCartney風のナンバーですね。
9曲目の"If You Change Your Mind"はメロディ・メーカーとしてのEricを良く現していて、ソロ3弾の"Change Of Heart"に入っていても違和感が全くない、そんなナンバーです。
ラスト・ナンバーの10曲目"Drivin' Around"はシングルカットはされませんでしたが、The Raspberriesの代表的なナンバーとなっております。
The Beach Boys風のナンバーのコーラス・ワークが美しいナンバーです。
いやー、The Raspberriesって良いですね。
The Raspberriesのアルバムですが、お店に何枚か置いてありますので、ご興味のある方はどうぞ。
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