2014-03-07
A Sound Mind / harmonia (2007)

先ず、ジャケット・デザインが洒落てて良いですよね。
中身はというと、メロディック・ロックなんですが、ハードロックとも違いますしハードポップともちょっとばかり言い難いでしょうか。
パワーポップみたいな感じもしますが、それにも違和感がありますね。
やはりメロディック・ロックでしょうか?
しかし楽曲は起伏に富んで(盛り上がりのある)メロディアスなナンバーが揃っております。
ストリングスをフィーチャーしたナンバーもありますが、エレクトリック・ギターもふんだんにフィーチャーされ、曲に強さみたいなものが感じさせてくれます。
マイナーなバンドですが、アルバムの出来としては、かなりイケていると思います。
収録ナンバーは、
01. Medulla 1:23
02. Empathy 5:49
03. The Power To Dream 5:11
04. Grace 4:18
05. Fall For You 3:19
06. Enjoying The Pain 4:10
07. Comma Hiatus 0:57
08. Venus & Mars 6:38
09. So Thankful 3:50
10. Catharsis 5:26
11. The Horizon 5:55
12. Always & Forever 3:45
13. Harmonia 1:27
14. Ash To Flame (bonus track) 4.56
となっております。
Ambient的なインスト・サウンドのプロローグ・ナンバーの01、01に切れ目なく続く02はピアノの前奏から入る盛り上がりのあるミディアム・テンポのメロディアスなゴスっぽいナンバーで途中のギターの音もメタリックで、これがなかなかよろしい出来です。
全体的にストリングスを被せた03は、メロディアスで雰囲気バッチリのハードロック・ナンバーで、これまた聴き物です。
美しいピアノから入るミディアム・スロウのバラード・ナンバーの04は、とにかくメロディが素敵です。
ヴォーカルがとにかくいかしたAOR的アプローチの05もお勧めです。
03同様にストリングを被せた06は、メロディアスなハードポップ・ナンバーで、これまたGOOD。
ストリングスと女性のスキャットの短いインスト07と切れ目なく続く08(もうこれで1曲かな)は、バックのパフォーマンスがいかしたメロディアスなナンバーで、まさにメロディック・ロック・ナンバーです。
メロディアスなバラード・ナンバーの09、バックのサウンドがAmbient的なメロディアスでポップな10、03同様にストリングスを全体に被せたメロディアスなパワーポップした11、ヴォーカルとピアノ主体のメロディアスなバラード・ナンバーの12、映画のワン・シーンに使えそうなピアノのインスト・ナンバー13、アルバムに先立ちシングル・カットされたメロディアスなパワー・バラードの14と、ほぼ捨て曲が無い強力な1枚だと思います。
今はまだ普通の値段で買えますが、その内レア盤になるかも。
私のお店でも取り扱っておりますので、ご興味のある方はどうぞ。
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