2015-01-11
Glass Moon / Glass Moon/Growing In The Dark (2004)

最後のリリースがDIXON HOUSE BAND、SUE SAAD & NEXTなどでそれも随分前のことですし、何度もレーベルを閉鎖している会社などのとても心配しております。
カタログには、FAITH BAND、NOVO COMBO、MERCY LEVY、HOLLY KNIGHTなどのアルバムが掲載されておりますので、これらが無事にCD化されることをただただ願うばかりです。
本日紹介するアルバムは、そのRENAISSANCE RECORDSから、2004年にアメリカ産産業ロック・バンドGLASS MOONの1979年と1982年に発表した1stと2ndを2in1でリリースされたものです。
この後3rdアルバムを出してグループは消滅。
収録ナンバーは、
01 Blue Windows 04:10
02 Killer At 25 04:34
03 Follow Me 03:38
04 Easy Life 03:41
05 The Way You Play 03:55
06 Solsbury Hill 04:09
07 Only Have To Cry One Time 03:54
08 The Dreamer 04:35
09 Sundays And Mondays 05:45
10 Simon 04:36
11 She's On 03:21
12 The Telegram Song 04:20
13 Someday 03:49
14 Take My Heart 03:31
15 On A Carousel 03:41
16 Political Action 05:30
17 She Was Magic 04:51
18 Baja 05:12
サウンドは、キーボード主体のメロディアスな産業ロックという感じです。
1stでは、若干プログレ的みたいなところがあり、その辺りがSTYXを連想させます。2ndでは、その辺が幾分後退し、全体的にポップになった感じがします。
おそらく、メンバーのDavid Adamsがサウンドの要となっているのでしょうね。
産業ロックの華やかし頃に出されたアルバムですが、あまり話題にはなりませんでした。
中身は、少し曲のバラツキもありますが、出来としては平均をクリアしていると思います。
1stアルバムに収められている03は中でもキーボードがメインの曲で、作りとしては他の曲よりハードで、STYXというよりURAIH HEEPの音に近く、メロディアスで最高の仕上がりとなっています。
04は、ピアノがいかしたバラード・タイプの曲で、そこそこの出来です。
06は、もろ産業ロックした曲です。
07は、どこか聴いたようなメロディですが、ちょっとリズム・セクションがうるさく感じます。アレンジによっては、とても良い曲になると思うのですが。
09がまた良い曲で、この曲が最もプログレ的な曲で、ハーモニーとピアノ、ソロギターが素晴らしい曲です。
10からは、2ndアルバムのGROWING IN THE DARKとなります。
11は覚えやすいメロディを持ったとてもポップな仕上がりとなっています。
12は、メロディが美しいバラードですが、ここでもDavidのピアノは最高で、一押しの曲です。この曲は、当時アルバムを聴いた時、最初に好きになった曲です。
13は、何となくBOB WELCHを連想する曲です。この曲もポップです。
14もとても産業ロックしたお薦めの曲で、さびの部分がとてもいいです。
15は、メロディがたまらなく、この曲は、STYX風ですね。
ラストの18もピアノが前面に出た曲で、メロディが良いバラードです。
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