2015-02-14
Bob James / Touchdown (1978)

今は、最終段階で、現在使用しているドメインをそのまま使うため、新しいサーバーでネームサーバーの変更を残すのみとなりました。
リニューアルするショップですが、今までのショップより見やすくなると思います。
今度のショップでは、会員登録の機能が付きます。
会員登録をしていただきますと、次回のご注文から名前・住所等の入力は不必要となるほか、僅かですがポイントも付加されます。
ただ、このポイントは使用しているカートの機能から、当該ご注文品を当店から発送してから付くこととなります。
また、ホームページの検索につきましては、A,B,C順の検索機能は無くなりましたが、各カテゴリーのページで商品順にソートすることが出来ます。
今度のショップの不便なところは、トップページでの商品閲覧数がかなり少なくなったのが不満ですが、バナーで新規のアイテムやレア・アイテムをすぐに検索できるようになっております。
取りあえず、アイテム数は2000弱での再スタートですが、在庫数もかなりありますので、どんどんアップしていきたいと思っております。
お店の「売り」である、レア・アイテムも充実しております。
是非、会員登録をしていただいてお店をご利用いただければ幸いです。
本日紹介いたしますアルバムは、ちょっと前までレア・アイテムだったBob JamesのTouchdownです。
Bob Jamesものは、一度ソニーからCD化されましたが、長い間廃盤となっており、1stから10thぐらいまで、結構高値で取引されておりましたが、今月の18日に、1,080円という廉価でリ・イッシューされます。
Bob Jamesの最高傑作はどのアルバムかと問われれば、私は迷わずこのアルバムを挙げます。
Stuffの"More Stuff"で、Fusionを聴くようになり、このBob Jamesの"Touchdown"で、いよいよ本格的にのめり込むようになりました。
まあ、当時は、AORを良く聴いていた人は大体がそうだったと思います。
で、このBob Jamesの"Touchdown"ですが、最高にいかしたSmooth Jazzです。
当時、この言葉があれば、おそらく一番はまったアルバムだったと思います。
1曲目の"Angela"がこのアルバムの一押しです。導入部のFluteっぽい音色、それに続くBob JamesのFender Rhodes、さらには、Eric GaleのGuitar,どれをとっても素晴らしい演奏で、それが一体となって醸し出すメロディ、もうこれは言葉に言い尽くせない、そんな曲がこの"Angela"です。途中のEric Galeのギター・ソロは圧巻です。まるで、Stuffのアルバムを聴いているようです。
2曲目のタイトル・ナンバー"Touchdown"は、David Sanbornのサックス・ソロをフュチャーした曲で、とてもご機嫌です。Bob Jamesのピアノもちょっと跳ねた感じで、たまらないですね。1曲目とは、まるで違い、かなりファンキーな曲となっています。
3曲目の"I Want To Thank You (Very Much)"は、映画のサントラにでも使えそうな、豊かなメロディを持った曲です。この曲では、Earl Klughのアコースティック・ギター・ソロとHubert Lawsの若干長めのフルート・ソロを聴くことができます。さらにBob Jamesの柔らかいエレピの音が決まってます。
4曲目の"Sun Runner"は、夏にピッタリの曲です。こういった曲でのRalph MacDonaldのパーカッションは最高ですね。この曲でも、Hubert LawsのフルートとEarl Klughのアコースティック・ギターは聴きものです。また、Bob Jamesのピアノ・ソロが最高にご機嫌なんです。まるで、Spyro Gyraの"Morning Dance"はこの曲をインスピレーションして作られたように感じるのは私だけでしょうか?
ラストの"Caribbean Nights"は、アンニュイな感じの曲で、4曲目では、夏の太陽を連想する曲でしたが、この曲は夜の気怠さを感じる、そういった曲です。Hiram Bullockのスキャットがさらに気怠さ(良い意味で)を醸し出しています。また、Earl Klughのアコースティック・ギターとHubert Lawsのフルートが絡み合いながらのソロとRon Carterのベース・ラインは、これもまた圧巻です。
最高にいかした1枚で、Smooth Jazzの名盤であることは、「間違いナシ!!」です。
ところで、皆さんは覚えているでしょうか?当時、輸入盤のレコード(国内盤ではダメ)を買って、家に帰り、アルバムのファクトリー・シールを破って、レコードに鼻を近づけた時のあの中枢神経を刺激する至福の香りを。
このBob Jamesの"Touchdown"での強烈な香りを今でも覚えております(あとTotoのファーストもそうでした)。
このアルバムが好きなことは、そんなことも影響しているのかも。
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