2020-05-25
CHINA / CHINA (1981)

オリジナルLPのジャケットは陰陽のマークをシンプルにあしらったものでしたが、日本発売時に変更されており、写真は国内盤のものです。
しっとりとしたメロディアスなナンバーが多く、。オープニングを飾る「ユー・キャント・トリート・ラヴ」は感傷的なメロディーが余韻を残すAOR屈指のバラードです。
また、 アレンジャーにJay Graydonを迎え、レコーディングはLee Ritenour(g)、Andy Newmark(ds)、Abraham Laboriel(b)といった豪華な布陣。透明感のあるコーラスと変幻自在のギターが絡み合う、AORファンなら避けて通れない良作。
1 You Can’t Treat Love That Way
2 Runnin’ Around
3 Fast Livin´
4 There Was A Time
5 Shootout In The Parking Lot
6 Never Gonna Let You Go
7 Roll Me Over
8 Little Dancer
9 Come And Take My Love
10 Days And Nights
Bass – Abraham Laboriel
Drums – Andy Newmark, Gord Neave, Michael Baird*
Guitar – Albert Lee, Bernie Labarge, Danny McBride, Jeff Baxter, Lee Ritenour
Keyboards – Bill King (3), Michael Boddicker
Percussion – Paulinho Dacosta*
Vocals – Chris Kearney*
冒頭にも書きましたとおり1曲目は、感傷的なメロディーが余韻を残すAOR屈指のバラード・ナンバーで、出だしでガツンときます。軽快なタッチでこれまたメロディアスな2曲目、テンポの良いポップな3曲目、美しいピアノの音から入るメロディアスなバラードの4曲目、STEELY DAN風の5曲目、ギターのカッティングがいかしたモロにAORしたお勧めの6曲目、若干ファンキーでポップな7曲目、このアルバムで最もハードっぽさ感じる8曲目、産業ロック風の9曲目、流れるようなメロディの10曲目と佳曲が揃っております。
このアルバム、何度も国内盤がリ・イッシューされており、2016年には、AOR City 1000シリーズとして廉価盤も出されました。AOR City 1000シリーズでは、初CD化も含めが結構な数のアルバム発表されましたが、AORや産業ロックなどウエスト・コースト・ミュージックのアルバムは以前に紹介したSTREEKやGRAF、Gregg SuttonなどまだまだCD化されていないアルバムもたくさんあります。
是非AOR City 1000シリーズの第2弾として発表して欲しいです。
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