2020-05-29
The Brooklyn, Bronx & Queens Band / The Brooklyn, Bronx & Queens Band (1981)

The BBQ Bandの1981年発表の1stアルバムです。このThe BBQ Bandに限らず、この頃のThe Bar-Kays、Con Funk Shun、BRICKなどのファンク・グループのアルバムには、かなり良いものがあります。
このアルバムの一押しは何と言っても1曲目の"On The Beat"で、最高にいかしたファンキーなナンバーです。軽快なリズムに乗った曲で、メロディも言うことありません。これぞノリの良いFUNKといったナンバーです。もちろんこの1曲でThe BBQ Bandは、超有名なファンク・グループへと仲間入りしたわけです。
2曲目の"Time For Love"もファンキーな1曲ですが、ファルセット・ヴォイスのバッキング・ヴォーカルがいかした曲です。この曲もご機嫌な1曲です。
3曲目の"Don't Say Goodbye"は、メロディアスなバラード・ナンバーです。前出のファンク・グループにも共通することですが、こういったグループのバラードって最高にいかしてます。このThe BBQ Bandのバラード・ナンバーも最高で、ディスコでのチーク・タイムに流れれば、雰囲気も最高盛り上がります。
4曲目の"Starlette"もファンキーな曲で、思わず踊りだしたくなるようなナンバーです。
5曲目の"Mistakes"は、メロディ最高のファンク・ナンバーです。ヒット性抜群の曲で、1曲目の"On The Beat"に負けないぐらい良く出来た曲だと思います。バックの短いながらも、サックス・ソロがかなり良いです。
6曲目の"Lovin's What We Should Do"でのピアノの前奏がとても素敵な、このアルバムでのバラード・ナンバーの2曲目です。曲としては、3曲目の方が出来が良いと思いますが、それでも、極上のバラードであることは間違いないと思います。
ラストの7曲目の"I'll Cut You Loose"はパーカッションが効果的に使われているナンバーで、レゲエっぽいリズムを持った曲です。
The Brooklyn, Bronx & Queens Band (1981) (7 tracks) 36:03
01 On The Beat 05:57
02Time For Love 06:08
03 Don't Say Goodbye 03:50
04 Starlette 04:58
05 Mistakes 04:41
06 Lovin's What We Should Do 05:07
07 I'll Cut You Loose 05:22
Backing Vocals – Diva Gray, Fonzi Thornton, Luther Vandross, Robin Clark (2)
Bass – Davide Romani, Peewee Ford*
Composed By, Arranged By, Conductor, Producer, Executive-Producer, Piano, Synthesizer, Written-By – Mauro Malavasi (tracks: A1, A2, B1 to B4)
Design, Illustration – Don Battershall, Roland Young (3)
Drums – Dwayne Perdue, Terry Silverlight
Engineer – Michael H. Brauer
Engineer [Assistant] – Andy Hoffman
Engineer, Synthesizer [Assistant] – Maurizio Biancani
Guitar – Abdul Wali Mohammed*, Paolo Gianolio
Keyboards – Kevin Nance
Lead Vocals – Ike Floyd
Saxophone – Denny Trimboli*, Rudy Trevisi
Strings – The Goody Music String Ensemble*
Trombone – Bob Alexander*
Trumpet – Earl Gardner, Victor Paz
Vocals [Solo], Backing Vocals – Bobby Douglas, Gordon Grody
Producer, Executive-Producer – Jacques Fred Petrus
このThe BBQ Bandはほかに3枚のアルバムを出しておりますが、この1stアルバムが彼ら最高傑作だと思います。
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